「自分はこのチームの中で一番下手な選手」佐藤恵允はU-23アジア杯での悔しさを晴らせるか! パリ五輪へ「1点でも決めたら波乗れる」

2024年07月17日 手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

大舞台へメラメラと闘志を燃やす

佐藤がパリ五輪への意気込みを語った。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 U-23日本代表は現地7月16日、パリ五輪に向けてフランス・マルセイユでトレーニングを実施。この日は新たに9選手がチームに合流し、初めて18人全員が揃っての練習となった。

 今日が合流後、3日目の練習参加となったFW佐藤恵允(ブレーメン)は、メラメラと闘志を燃やしているひとりだ。4年に1度の大舞台に出場する責任の実感が沸いてきたと語る。

「今までこのチームが目ざしてきた大会が、目の前に迫ってきているのを感じています。メンバーも今日で全員集まって、明日のフランス戦(国際親善試合)から、みんなすごく気合が入っている。各々コンディションは違いますけど、オリンピックに向けて良い準備ができてるのかなと思っています」
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 佐藤は今年4月のパリ五輪最終予選を兼ねたU-23アジアカップで無得点。その時、自分の現状について「仕事を何も果たせていない」と語っていたが、その悔しさを今度こそ晴らしたいと意気込む。

「正直、自分はこのチームの中で一番下手な選手というのは自覚している。だからこそできるプレーもありますし、その与えられた役割は自分自身で考えて、実直に試合で示すのが、自分に求められたことだと思う。

 今、得点が決められていない事実はあるんですけど、1点でも決めたら波乗れると思う。得点を考えつつ、チームの勝利のために自分ができることをやっていきたいと思います」

 56年ぶりメダル獲得の立役者となれるか。今こそ真価を発揮する時だ。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)

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