公式戦3連勝と、好調をキープ
磐田戦でハットトリックを記録したルキアン。写真:永島裕基
7月14日、湘南ベルマーレはJ1第23節でジュビロ磐田とホームで対戦し、5-0で圧勝した。
この一戦で際立つ活躍を見せたのは、かつて磐田でもプレーしたルキアンだ。0-0で迎えた16分、ボックス内で相手DFリカルド・グラッサのファウルを受けてPKを奪取(このプレーでR・グラッサは退場)。ルキアン自らがキッカーを務め、相手GKの逆を突いて沈めた。
38分に池田昌生が追加点を挙げて2-0で迎えた44分には、畑大雅が鈴木淳之介との見事な連係で左サイドを崩してクロスを供給。最後は中央で待ち構えていた背番号11が仕留めた。
さらに52分、敵陣でのセットプレーのこぼれ球を押し込み、19年の来日後初のハットトリックを達成。その後、75分に根本凌も得点し、ゴールラッシュを締めくくった。
ルキアンは試合後、ゲームをこう振り返った。
「このスタジアムで、素晴らしいサポーターたちの前でハットトリック決められてすごく嬉しいです。日々のトレーニングのおかげだと思います。自分はいつも真面目に練習に取り組んでいますし、積み重ねの成果が出ました」
【動画】左サイドを見事に崩したルキアンの2点目!
この一戦で際立つ活躍を見せたのは、かつて磐田でもプレーしたルキアンだ。0-0で迎えた16分、ボックス内で相手DFリカルド・グラッサのファウルを受けてPKを奪取(このプレーでR・グラッサは退場)。ルキアン自らがキッカーを務め、相手GKの逆を突いて沈めた。
38分に池田昌生が追加点を挙げて2-0で迎えた44分には、畑大雅が鈴木淳之介との見事な連係で左サイドを崩してクロスを供給。最後は中央で待ち構えていた背番号11が仕留めた。
さらに52分、敵陣でのセットプレーのこぼれ球を押し込み、19年の来日後初のハットトリックを達成。その後、75分に根本凌も得点し、ゴールラッシュを締めくくった。
ルキアンは試合後、ゲームをこう振り返った。
「このスタジアムで、素晴らしいサポーターたちの前でハットトリック決められてすごく嬉しいです。日々のトレーニングのおかげだと思います。自分はいつも真面目に練習に取り組んでいますし、積み重ねの成果が出ました」
【動画】左サイドを見事に崩したルキアンの2点目!
ルキアンはシーズン前半戦の磐田戦(2-3)でもゴールを記録。今回は圧巻の3得点と結果を残している。
やはり、古巣への特別な想いがプレーに表われるのか。ルキアンに尋ねると、次のような答えが返ってきた。
「ジュビロはすごく好きなチームですし、すごく良くしてもらった。ただ、今はベルマーレのユニホームを着て戦っているので、ベルマーレのために戦うという意識を強く持っています。ジュビロには一緒にやっていた選手もいますが、今日はベルマーレのために戦うという気持ちを前面に表わせたと思います」
ルキアンは磐田戦の3発で今季11ゴール目。J1では自身初の二桁得点だ(21年は当時J2の磐田で22点)。だが、32歳のブラジリアンは「シーズンが終わった頃には、もっと点を取っている状態で終わりたい」とさらなる高みを目ざしている。
チームは磐田戦の勝利で、今季初のリーグ戦2連勝(22節の浦和レッズ戦は3-2)を記録。現在18位と苦境は脱せていないが、7月10日の天皇杯3回戦・東京ヴェルディ戦も含めれば公式戦3連勝と、好調をキープしている。
チームの勢いはどこまで続くのか。ルキアンが宣言通りに得点を重ねられれば、降格圏脱出と、さらに上の順位も見えてくるはずだ。
取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)
【記事】リバプール遠藤航が独自見解。「日本の守備の仕方を根本から変えると、攻撃でも良い選手が出てくる」
やはり、古巣への特別な想いがプレーに表われるのか。ルキアンに尋ねると、次のような答えが返ってきた。
「ジュビロはすごく好きなチームですし、すごく良くしてもらった。ただ、今はベルマーレのユニホームを着て戦っているので、ベルマーレのために戦うという意識を強く持っています。ジュビロには一緒にやっていた選手もいますが、今日はベルマーレのために戦うという気持ちを前面に表わせたと思います」
ルキアンは磐田戦の3発で今季11ゴール目。J1では自身初の二桁得点だ(21年は当時J2の磐田で22点)。だが、32歳のブラジリアンは「シーズンが終わった頃には、もっと点を取っている状態で終わりたい」とさらなる高みを目ざしている。
チームは磐田戦の勝利で、今季初のリーグ戦2連勝(22節の浦和レッズ戦は3-2)を記録。現在18位と苦境は脱せていないが、7月10日の天皇杯3回戦・東京ヴェルディ戦も含めれば公式戦3連勝と、好調をキープしている。
チームの勢いはどこまで続くのか。ルキアンが宣言通りに得点を重ねられれば、降格圏脱出と、さらに上の順位も見えてくるはずだ。
取材・文●岩澤凪冴(サッカーダイジェスト編集部)
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