【J1】昨季を思い出させる『ウノゼロ』。現実的に戦ったFC東京が、湘南の連勝を止める

2016年05月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

GK秋元は、古巣相手にクリーンシートを達成。

河野(17番)がヘッドで決勝点。この1点を守りきったFC東京が勝点3を手にした。写真:滝川敏之(サッカーダイジェスト写真部)

 J1リーグは5月8日、第1ステージ11節の9試合を開催。Shonan BMWスタジアム平塚で行なわれた湘南対FC東京は、1-0でFC東京が勝利した。

 5月4日にベトナムでACLを戦ったFC東京は、その試合からスタメン5人を変更。同じく4日にJ1のアウェー鳥栖戦を戦った湘南は、4人を入れ替えて試合に挑んだ。
 
 FC東京は、ACLでベンチスタートだったふたりが、決勝点に絡んだ。20分、左サイドでスルーパスを受けた田邉が、左足で鋭いクロスを入れる。このボールに河野が頭で合わせ、GK村山の牙城を破った。
 
 その後、FC東京は守備のバランスを保って湘南の攻撃を受け止め、昨季の戦いぶりを思い出させるような『ウノゼロ(1-0)』で試合を終わらせた。
 
 FC東京のGK秋元は、古巣相手にクリーンシートを達成。「みんなが守ってくれた。助けられた試合だった。ここからまた勢いに乗って、次の鳥栖戦に向かっていきたい」と語った。

 また、城福監督は、「内容は追求したいが、(今日は)結果にこだわって全員がやってくれた」。5節・名古屋戦以来の勝点3を得たFC東京は、12位に順位を上げた。

 一方、ホームの湘南は、連勝がストップ。立ち上がりこそセットプレーでチャンスを作ったが、ビハインドを背負ってからは目立った攻め手がなかった。湘南は今季7敗目。仙台に抜かれ、17位に順位を落とした。
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