【J1展望】1stステージ・11節|磐田 - 鹿島|“ナショナルダービー”再び。3年ぶりの対戦を制するのは?

2016年05月07日 サッカーダイジェスト編集部

磐田――かつてのライバル相手に“正念場”を迎える。

故障者/磐田=ジェイ、森島、岩元 鹿島=町田
出場停止/磐田=なし 鹿島=なし

J1リーグ・1stステージ11
ジュビロ磐田 鹿島アントラーズ
5月8日(日)/19:00/ヤマハスタジアム
 
ジュビロ磐田
1stステージ成績(10節終了時):6位 勝点15 4勝3分3敗 13得点・17失点
 
【最新チーム事情】
●今週の紅白戦は3バックを敷いた。前節・神戸戦は4バックに戻したが、再び3バックの可能性も。
●ジェイ、森島が故障のため、調子上向きのアダイウトンが2試合連続で1トップ中。
●前節の神戸戦でルーキーFWの小川航がJ1リーグ戦初のベンチ入り。
●神戸戦は4失点で大敗したが、チームのムードに陰りはなくポジティブな雰囲気を維持。
 
【担当記者の視点】
  鹿島はかつてJリーグの王座を争うなかで、何度も名勝負を演じてきた相手だ。3年ぶりにライバルをホームに迎えるが、選手時代、磐田の司令塔としてタクトを振った名波監督にとっては、立場を変えて臨む初の対戦に、「(気合いは)相当強いものがある」と、特別な一戦であることを明かしている。
 
  前節は神戸に1-4で敗戦。しかし、主導権を握る時間もあり、内容的には点差ほどの差はなかった。特に攻撃面で、ペナルティエリア付近で起点を作る回数、前線に走りこむ人数が増えている。それをフィニッシュ、ゴールにつなげ、最少失点を誇る鹿島の堅実な守備を砕きたい。ボールを持った時、相手の圧力にどれだけ耐えられるかもポイントになるだろう。J1で生き残るには、ここが踏ん張りどころだ。
 

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