「強豪国にしたいとは常に」宮本恒靖会長が森保Jのマッチメイクの裏側を明かす! 昨年のドイツ戦は相手の“リベンジマッチ”ではなく...

2024年06月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

22年のカタールW杯以前から交渉していた

日本代表のマッチメイクについて語った宮本会長。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 日本サッカー協会(JFA)の宮本恒靖会長が、6月16日にテレビ東京系列で放送されたサッカー専門番組「FOOT×BRAIN」に出演。日本代表のマッチメイクについて語った。

 国際親善試合の相手について、宮本会長は「強豪国にしたいとは常に思っています」とコメント。敵地に向かう旅費などの経費も考慮しながら、「(森保一監督の)意向をちゃんと取り入れた対戦相手とやれるようなことは意識しているところです」とし、指揮官からは南米やアフリカの強い国との対戦のリクエストがあったと明かす。

 そのうえで、ヨーロッパ勢はネーションズリーグがあるため、マッチメイクが難しく、昨年9月にドイツ戦とトルコ戦が実現したのは、幸運だったという。

「ヨーロッパの国とはやれないという前提ですね。たまたま、ドイツやトルコとできたのは、向こうでドイツとトルコがその公式戦がなかった。なので、上手くハマったのでできました」
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 宮本会長は、交渉に要する時間にも言及。昨年9月のドイツ戦は、相手にとって、2022年のカタール・ワールドカップで森保ジャパンに1-2で敗れた"リベンジマッチ"の状況だったが、対戦に向けた話し合いはW杯より前から行なわれていたと説明した。

 また、日本国内での開催では、国際サッカー連盟(FIFA)が選手を守る目的で定めるレギュレーションも障壁になると紹介。同じ週に行なわれる2試合は、5時間以内で着ける場所に限定され、大陸間の移動も禁止されていると言う。

 一方、ポジティブな要素として、「(日本と戦いたいという)声はすごく届くようになってきています」と述べた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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