【ACL】明暗別れたJクラブ勢。浦和が突破を決める一方、広島とG大阪は早期敗退。やはり足かせになったのは…

2016年04月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

FC東京は最終節で勝てば無条件で突破。浦和は勝点3で1位抜けも。

アウェーでのシドニーFC戦で勝点1を得た浦和は、最終節を待たずにグループステージ突破を決めた。(C)Getty Images

 ACLのグループステージ(以下GS)5節が終了し、Jクラブ勢の明暗がくっきり別れた。
 
 アウェーでのシドニーFC戦に引き分けた浦和は、最終節を待たずに2位以上を確定させ、GS突破が決定。4強入りした2008年以来、8年ぶりのラウンド16進出で、アジア制覇に一歩近づいた。
 
 グループH・2位の浦和は、5月3日(火)に行なわれる最終節の浦項戦に勝利し、広州恒大と対戦する1位のシドニーFCが引き分け以下の場合、逆転で首位通過を果たすことになる。
 
 また、勝てば突破が決まる全北現代戦で完敗したFC東京は、グループEの3位に転落した。
 
 とはいえ、グループEは混戦で、FC東京と1位・全北現代は勝点2差。2位の江蘇蘇寧とも勝点1差だ。最終節のビン・ズオン戦に勝ちさえすれば、FC東京のGS突破が無条件で決まる。
 
 ビン・ズオンは、ここまで1勝1分3敗で最下位。FC東京は、ホームでの前回対戦で3-1と勝利している。油断さえしなければ、アウェーでのリターンマッチでも勝点3を奪えるはずだ。

次ページ昨季のJ1チャンピオンを争った2チームが早期敗退した事実は、重く受け止めるべきだろう

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