【J1展望】1stステージ・7節|G大阪 – 柏|連敗を4で止めたG大阪と、下平体制初勝利の柏。上昇気流に乗るのは――

2016年04月14日 サッカーダイジェスト編集部

G大阪――宇佐美、アデミウソン、長沢の2試合連続ゴールなるか。

故障者/G大阪=井手口 柏=J・ミネイロ、大島、今井、山中、大津
出場停止/G大阪=なし 柏=なし

 
J1リーグ1stステージ・7節
ガンバ大阪 - 柏レイソル
4月15日(金)/19:00/市立吹田サッカースタジアム
 
ガンバ大阪
1stステージ成績(6節終了時):8位 勝点9 3勝0分3敗 8得点・7失点
 
【最新チーム事情】
●前節の仙台戦で左足首を捻り途中交代のアデミウソン。軽傷のため柏戦は出場可能。
●U-23代表の井手口は、8日の練習中に左足首捻挫で1~2週間の離脱。
●13日に行なわれたU-19代表との練習試合(0-2で敗戦)で、昨年末の右膝手術など負傷が重なった岩下が約5か月ぶりに90分間プレー。公式戦の復帰戦は10日のJ3・C大阪U-23戦で、13分に一発退場。
●昨季9月の柏戦は勝利。しかし、それ以前は引き分けを挟み公式戦7連敗と相性はいまひとつ。
 
【担当記者の視点】
 前節の仙台戦は今季初の3ゴールを決めるなど、攻撃陣が輝きを放った。長沢とアデミウソンが今季2ゴール目を決めれば、エースの宇佐美も今季初ゴール。3人は柏戦でも先発が予想されるなか、2試合連続ゴールも十分にありそうだ。心身ともに良い状態をキープしており、この3人が攻撃の鍵を握る。
 
 なにより、宇佐美が結果を残した点は心強い。開幕から長らく沈黙していたが、力強いドリブルから強烈なミドルシュートを叩き込むなど、ようやく本来のらしさが戻って来た。仙台戦を機にゴール量産となるか。反転攻勢に"エースの爆発"は不可欠だ。
 
 前節から丹羽がCBに復帰し、今野がボランチに戻ったのも大きい。仙台戦まで公式戦4連敗と苦戦を強いられ、すべて2失点と守備も安定しなかった。
 
 しかし、三冠達成の原動力となった遠藤、今野の2ボランチが形成され、攻守両面に好影響を与える。岩下も復帰に向けて着々と準備を進めており、チーム状態は上向きと言っていいだろう。近年、柏との相性は決して良いとは言えないが、ここで連勝を飾り、上昇気流に乗りたい。
 
 
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