Jでプレー経験のある蔚山指揮官、横浜との大一番を前に日本サッカーの印象に言及「目的意識だったり、しっかり意図を持って...」

2024年04月23日 金子 徹(サッカーダイジェスト編集部)

現役時代には平塚と柏にも在籍

横浜とのACL準決勝第2戦に向け、前日会見に臨んだホン・ミョンボ監督。(C)SOCCER DIGEST

 4月24日に開催されるアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)2023-24の準決勝第2戦で、蔚山現代(韓国)は横浜F・マリノスと敵地で激突する。この一戦を前に、ホン・ミョンボ監督が前日会見に出席した。

 準々決勝で同じKリーグの全北現代を撃破した蔚山現代は、横浜をホームに迎えた準決勝第1戦で1-0の勝利。アドバンテージを持って第2戦に臨む。ホン・ミョンボ監督は、こう意気込みを語った。

「ファーストレグは終わって、セカンドレグのみとなりました。明日に関してはベストを尽くして戦うのみです」
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 選手たちには以下のことを伝えたという。

「第1戦の結果を忘れること。アウェーゲームで難しい時間だったり、タイミングがある。100パーセントしっかり出し続けてプレーすることが大事」

 今大会で蔚山現代は、グループステージで川崎フロンターレと、ラウンド16でヴァンフォーレ甲府と対戦している。

 現役時代には、1997年からの2シーズンをベルマーレ平塚(現・湘南ベルマーレ)、99年からの3シーズンを柏レイソルでプレーした経験のある55歳の指揮官は、「今回のACLでJリーグのチームと対戦して、日本サッカーの印象は?」と問われると、「私がプレーしたのはだいぶ前のことなので、正確なことはコメントしづらい部分はある」としつつ、こう言及した。

「日本のサッカーは目的意識だったり、しっかり意図を持ってプレーしていると感じます。我々のチームの中にも(江坂任やファン・ソッコら)Jリーグでプレーした経験のある選手がいますので、そういった選手の経験も活かしたい」

 横浜は、Jリーグ勢を打ち破ってきた韓国の難敵を下し、クラブ初の決勝進出を果たせるか。

取材・文●金子徹(サッカーダイジェスト編集部)

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