後半投入の久保建英が古巣戦で好プレーを披露も...ソシエダはヘタフェと痛恨の1-1ドロー

2024年04月21日 サッカーダイジェストWeb編集部

13分にソシエダが先制点

後半頭からピッチに立った久保(右)。(C)Getty Images

 4月21日に開催されたラ・リーガの第32節で久保建英が所属する6位のレアル・ソシエダが9位のヘタフェと敵地で対戦した。

 前々節のアラベス戦(1-0)で右ハムストリングに違和感を感じて途中交代となった久保は、71分から途中出場した前節のアルメリア戦(2-2)に続いてベンチスタートとなった。

 ソシエダは13分、久保の代わりに右ウイングに入ったベッカーが、縦に仕掛けて絶品のクロス。これを左ウイングのバレネチェアがヘッドで叩き込み、幸先よく先制する。

 1ゴール・1アシストをマークした前節に続き、冬に加入した久保の"新ライバル"が結果を残した。

 しかし29分、GKレミロがマクシモビッチのヘッドを防いだものの、オスカルに詰められて、同点ゴールを許す。

 前半アディショナルタイム3分には、ザハリャンに決定機が訪れるも、シュートはGKの正面を突く。
 
 アウェーチームは後半頭から二枚替え。バレネチェアと右SBのトラオレを下げて、久保とオドリオソラを投入。日本代表MFは右ウイングに入る。

 55分には敵ヘタフェのMFオスカルのFKがポストに直撃。跳ね返ったボールをゴールライン上でDFル・ノルマンがクリアする。

 61分には、久保がボックス内で二枚をかわして右足でクロス。しかし、GKにキャッチされる。

 アウェーチームは69分にサディクとエルストンドを送り込み、3-4-1-2にシステムを変更。久保はトップ下に回る。

 その久保は78分、右サイドから2人を抜き去って、深く抉ってクロス。しかし、これを収めたサディクがシュートを大きく外してしまう。
【動画】久保がキレキレのドリブルで好機創出
 14番は好プレーを披露したものの、ソシエダは勝ち越し点を奪えず。このまま1-1で試合を終え、痛恨の2戦連続ドローとなった。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「タケの様子がおかしい」アジア杯後の久保建英の"変化"にソシエダ番記者が懸念「日本人の魔法がなければ別のチーム」【現地発】
 

次ページ【動画】久保のドリブル突破 ※白地部分をクリック

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事