「サラーよりも…」リバプールが英2部MVPの22歳ウインガー獲得に80億円超を用意か

2024年04月19日 ワールドサッカーダイジェスト編集部

サラーよりも得意なプレーエリアが被るディアスの後釜か

EURO本大会でオランダ代表に招集される可能性もあるサマフィル。(C)Getty Images

 リバプールが今シーズンのEFLチャンピオンシップ(イングランド2部)で年間最優秀選手賞に輝いた22歳のオランダ人ウインガーの獲得に動いているようだ。

 今夏にサウジアラビア行きの可能性があるサラー、パリ・サンジェルマンから高額オファーを提示されたとの報道もあるルイス・ディアスの両ウイングの後釜としてクラブが熱視線を注いでいるのが、リーズのオランダU-21代表FW、クリセンシオ・サマフィルだ。

 リバプールは両翼を担うサラーとディアスの退団に備え、サマフィル獲得へ移籍金4500万ポンド(約81億円)を用意しているという。
【動画】英2部MVPを獲得したサマフィルの圧巻プレー集

 サマフィルは18歳の時にフェイエノールトからリーズへと移籍。19歳でプレミアリーグデビューを飾った右利きのアタッカーだ。

 際立っているのが単独でのドリブル打開力と決定力の高さで、今シーズンは2部とはいえ、ここまでリーグ戦40試合に出場して17ゴール・8アシストをマークしている。

 左右両サイドのウイングでプレーできるのも魅力のひとつ。左サイドからドリブルでゴール前にカットインして、右足のコントロールショットでゴール右上の隅を射抜くパターンが十八番だ。

 利き足こそ違うものの、ゴールに直結する動きが多いサラーとの共通点は少なくない。ただ、どちらかと言えば得意なプレーエリアが被るディアスの後釜と考える方がしっくりきそうだ。

 リバプールの他にもアーセナルやチェルシー、トッテナム、ウェストハム、レバークーゼン、ミランと多くのクラブがサマフィルに興味を示しているという。今後の展開から目が離せない。

構成●ワールドサッカーダイジェスト編集部

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