【J1】大宮が泉澤の逆転弾で4戦ぶり勝利! 名古屋はシモビッチの先制弾も及ばず

2016年04月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

泉澤が得意のパターンで決勝点!

終盤に決勝点を挙げた泉澤。カットインからの得意の形で今季初ゴールを奪った。写真:徳原隆元

 J1リーグは4月10日、6節の9試合が行なわれる。豊田スタジアムでは、名古屋対大宮が13時にキックオフされた。

 ともに慎重な立ち上がりを見せた試合となったが、26分に名古屋がセットプレーのチャンスを生かす。CKの混戦で名古屋の竹内が、大宮の家長にペナルティエリア内で、手で掴み倒されたとの判定でPKを獲得。これをシモビッチがきっちりとゴール右上に決め、名古屋が先制した。

 前半を名古屋の1点リードで折り返すと、後半は徐々に中盤にスペースが目立ち始め、カウンターの応酬に。大宮はムルジャ、家長の突破からチャンスを広げ、次第にゴールの匂いを漂わせる。

 そして72分、大宮は家長からの絶妙なクロスを、河本が頭で合わせ同点とする。試合を1-1の振出しに戻した。

 さらに大宮は79分、カウンターからチャンスを掴み、途中出場の江坂から左サイドの泉澤に展開。パスを受けた泉澤がカットインから右足を振り抜くと、シュートはGK楢崎の手をかすめてゴールネットを揺らした。大宮が2-1と逆転に成功する。

 一方の名古屋は途中出場の和泉のクロスをシモビッチが押し込み、同点かに思われたが、これは和泉が最終ラインの裏に飛び出した際にオフサイドを取られ、ノーゴールの判定に。

 結局、その後も名古屋の反撃を凌ぎ切った大宮が2-1で勝利。2節以来、4試合ぶりの勝利を手にし、勝点を10に伸ばした。名古屋は勝点7となっている。
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