「多彩な攻撃を仕掛けてくる」C大阪の小菊監督がルヴァン杯で戦うJ3いわてを警戒。負傷離脱していた選手のメンバー入りも示唆「真司もキヨも…」

2024年04月16日 サッカーダイジェスト編集部

「一人ひとりが普段通りやれるかどうか」

C大阪を率いる小菊監督。ルヴァン杯のいわて戦に向け、意気込みを語った。写真:永島裕基

 4月17日に行なわれるルヴァンカップ1stラウンド2回戦で、セレッソ大阪はアウェーでいわてグルージャ盛岡と対戦する。

 C大阪は現在、J1リーグでは8戦負けなしで首位を走る。タイトル獲得を目標に掲げるなか、リーグ戦の勢いをルヴァンカップでも発揮し、まずは3回戦へと駒を進めたいところだ。

 16日のトレーニング後、オンライン取材に応じた小菊昭雄監督が、ルヴァンカップへの想いを次のように語った。
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「ルヴァンカップは2017年シーズンに初タイトルを獲った大会ですし、私個人としては監督になってから(21年と22年の)2回連続で決勝で敗れるという悔しさを味わった大会ですので、この大会に懸ける想いは非常に強いです。

 レギュレーションも変わって、(昨年まで)予選リーグでスタートしていたところが、今年からは一発勝負のトーナメントということで、危険な試合だと思っています。全員で良い準備をして相手に向かって行きたい」

 相手はJ3のいわて。J1のC大阪から見れば格下リーグのクラブになるが、指揮官は「経験のある選手たちが引っ張って、守備ではハードワークしてきますし、攻撃ではボールを握るところと、それぞれの個の強さを活かしてロングボールを使ってくるなど、多彩な攻撃を仕掛けてくる」と警戒する。

 そして、勝利するためのポイントをこう強調した。

「試合の入りからゲームプランを遂行する。守備でも正しいポジションを常に取り続けてハードワークする。そこが私たちの一番の生命線なので、一人ひとりが普段通り、しっかりやれるかどうかが大事なポイントになる」

 C大阪は13日に川崎フロンターレとリーグ戦を戦い、21日には名古屋グランパスとの試合も控えるため、明日のルヴァンカップでは選手のターンオーバーも想定される。

 指揮官は「明日は(リーグ戦で)勝っているメンバーをチョイスして臨みたいというのが大前提ですが、コンディション調整やリフレッシュが必要な選手を休ませることも考えています」と述べ、「(香川)真司もキヨ(清武弘嗣)も(平野)佑一も順調に回復していますので、出場時間の制限がある選手もいますが、明日躍動してくれることを期待しています」と怪我で離脱していた選手のメンバー入りも示唆した。

 注目の試合はいわてのホームのいわぎんスタジアムで、18時にキックオフ予定だ。

構成●サッカーダイジェスト編集部

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