「もう点を取りに行くしかない」0-3から大逆転でEL4強入りへ! リバプール遠藤航が闘志「アウェーだろうが…」

2024年04月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「自分たちをかなり分析している」

定位置のアンカーで76分までプレーした遠藤。(C)Getty Images

 遠藤航が所属するリバプールは現地時間4月11日、ヨーロッパリーグの準々決勝・第1レグで、アタランタと本拠地アンフィールドで対戦。自分たちが押し込みながら好機を活かせなかった一方で、イタリアの雄に限られたチャンスを仕留められ、0-3の完敗を喫した。

 定位置のアンカーで先発し、76分の最後の交代時にベンチに下がった遠藤は試合後、『WOWOW』のインタビューに対応。「持ち味の前からのプレスが少しハマりにくかった印象がある」と振られると、「プレッシャーに行けていたとは思う」と前置きしたうえで、こう語った。

「相手も自分たちが前から行くとシンプルに長いボールを蹴ってきて。どこに長いボールを落とすのかとか、そのへんは自分たちの守備のやり方を含めて、かなり分析しているのかなと。特に相手の2トップ、トップ下の7番の選手(トゥーン・コープマイネルス)が、自分たちのサイドバックが高い位置にプレスに行ったのに対して、サイドの裏(を使って)、センターバックもかなりサイドに引っ張られるような形を、何回も何回も作られていた。

 2失点目は完全にそういう形だったと思うので、守りづらさは特に後ろのセンターバックと自分のところは感じたけど、それでも守っていかなきゃいけない。そこは次に向けての修正ってところで、守備もそうだし、攻撃の面でも次に修正できると思っている」
【動画】リバプールが衝撃の完敗。アタランタ戦のハイライト
 0-1で前半を終えると、ハーフタイム明けにモハメド・サラー、ドミニク・ソボスライ、アンドリュー・ロバートソンを一気に投入した。「スタジアムの雰囲気も含め"前に"となったと思う。あれを90分通したかった?」という問いに対しては、次のように答えた。

「相手もかなり前向きに来ているところと、1対1の球際の強さはあったので、まずはそこで自分たちも優位にならなきゃいけない。交代で入ってからはもちろん、少しは流れを自分たちに持ってこれたかなみたいなのはあるけど...とにかく切り替えるしかないというか、次に向けてまたさらに良いパフォーマンスを相手に対してやっていかなきゃいけない」

 ユルゲン・クロップ体制最終年のリバプールは、敵地での第2レグで4点を奪い返し、メモリアルな逆転劇を飾れるか。日本代表のキャプテンは「もう本当に点を取りに行くしかない。アウェーだろうが自分たちの良さをしっかり出してやっていきたい」と闘志を込めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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