「今、誇りに感じなければ、いつ感じるんだ?」バルサ指揮官シャビ、パリSGに先勝でご満悦!「今日のベスト」に挙げた2人は?

2024年04月11日 サッカーダイジェストWeb編集部

「嬉しいけど、旅はこれで終わりじゃない」

試合後、かつてバルサで共闘したエンリケ監督(左)と握手を交わすシャビ監督(右)。(C)Getty Images

 現地時間4月10日に開催されたチャンピオンズリーグの準々決勝・第1レグで、バルセロナはパリ・サンジェルマンと敵地で対戦。3-2で接戦を制し、4強入りに前進した。

 シャビ監督が今季限りでの退任を発表以降、8勝3分と好調のバルサは、37分にラフィーニャが幸先良く先制点を挙げる。しかし、後半開始直後に連続失点し、逆転されるが、62分にラフィーニャのこの日2点目で追いつくと、77分にアンドレアス・クリステンセンが勝ち越し点をゲット。ホームで行なわれる16日の第2レグに弾みをつけた。

 指揮官は手応え十分の様子だ。欧州サッカー連盟の公式サイトによれば、シャビ監督は「チームを非常に誇りに思っている。今、誇りを感じなければ、いつ感じるんだ?」と喜びを伝えた後、16歳の超新星ラミン・ヤマルと、2発を叩き込んだラフィーニャに賛辞を寄せた。
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「守備陣は、やるべきタスクを理解していた。個人戦が多かったね。ラミンとラフィーニャが今日のベストプレーヤーだった。パリが個で強さを持つなかで、私たちは攻守両面で良い仕事をした」

 先勝はしたものの、当然まだ決して油断できない。44歳の元スペイン代表MFは第2レグに向け、こう語った。

「パリは素晴らしいチームだ。今夜は彼らのインパクトを減らせた。上手く守るのはかなりハードだけど、上手くやれたと思う。久しぶりに準々決勝に戻ってこられて、大きなチャンスだと分かっていたし、全員がそれを理解しているかのように戦った。選手たちは自分たちを信じていた。でも、何も終わっちゃいない。今はセカンドレグを考える時だ。私はバルサのファンだし、嬉しいけど、旅はこれで終わりじゃない」

 バルサはスペインでもフランス王者を下し、シャビとの欧州の旅を続行できるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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