前半圧倒のリバプール、痛恨ミスでマンUに一時は逆転を許す...PKで追い付くも2-2ドローで首位陥落! 遠藤航は攻撃の起点としても奮闘

2024年04月08日 サッカーダイジェストWeb編集部

22分にリバプールが先制

ロング弾を決めたB・フェルナンデスと競り合う遠藤(左)。(C)Getty Images

 現地時間4月7日に開催されたプレミアリーグの第32節で、遠藤航が所属するリバプールが、マンチェスター・ユナイテッドと敵地オールド・トラフォードで対戦した。

 3日前のシェフィールド・ユナイテッド戦(3-1)は軽い打撲の影響で欠場した遠藤は2試合ぶりに復帰。スタメンで4-3-3のアンカーに入る。

 そのリバプールは3分、ソボスライが決定機を迎えるも、敵GKオナナの好セーブに阻まれる。

 22分には、CKからヌニェスがニアでフリックし、ディアスが右足で合わせて先制ゴールを挙げる。
【動画】狙い通りのCK!ディアスが決めたリバプールの先制点 
 33分にも遠藤が起点となったカウンターから、最後はサラーが狙うも、ここはオナナに阻止される。

 その後も猛攻を仕掛けると、42分は遠藤の縦パスからチャンスが生まれ、最後はディアスがシュートを放つもDFにブロックされる。

 シュート数15対0と圧倒したアウェーチームが1点リードで折り返す。
 
 しかし、後半に入ってユナイテッドが反撃に出る。50分、クアンサーのパスミスを突いて、B・フェルナンデスがダイレクトでロングシュート。GKケレハーが飛び出し、無人になっていたゴールにこれが吸い込まれ、ファーストシュートで同点に追い付く。

 これで息を吹き返すと、さらに68分、メイノーが鮮やかなシュートを叩き込み、逆転ゴールを奪う。

 守備だけでなく、攻撃の起点としても奮闘した遠藤は、この直後の69分にエリオットと交代してベンチに下がる。

 その後はアウェーチームが猛攻を仕掛け、82分にエリオットがボックス内でワン=ビサカに倒されてPKを獲得。これをサラーが落ち着いて決めて、84分に試合を振り出しに戻す。

 白熱のナショナルダービーは2-2で終了。前節終了時点で首位に立っていたリバプールは、今節に勝利したアーセナルと勝点71で並び、得失点差で抜かれてトップから陥落した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【動画】遠藤がユナイテッド戦で好パスを連発 

【記事】「サラーと同じくらい重要」遠藤航ではなくカイセド獲得なら優勝争いはしていなかった! 現地メディアが主張
 

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