「自分に蹴らせてくれ、と言った」パリ五輪世代のFW染野唯月が圧巻2ゴール!「より一層、強まった」という想いとは?

2024年03月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

「悔しい勝点1だった」

今季初弾を含む2得点の染野。写真:鈴木颯太朗

 チームを敗戦から救った。

 東京ヴェルディは3月29日、J1第5節で京都サンガF.C.とホームで対戦。22分、26分に失点し、0-2と苦しい状況に。後半に攻勢を強めると、80分にPKで1点を返した染野唯月が、90+3分には齋藤功佑のクロスを押し込む。土壇場でドローに持ち込んだ。

 2ゴールの活躍を見せた染野は試合後のフラッシュインタビューで、「悔しい勝点1だった」と振り返りつつ、「次につなげればいい」と前を向く。
【動画】染野唯月、80分にPK弾、90+3分に同点弾!
 1点目のPKに関しては「『自分に蹴らせてくれ』と言った。落ち着いて決めることができて良かった」と安堵。自身にとっては待望の今季初ゴールだ。そして貴重な同点弾は「あのコース、あのクロスは狙っていた」という。

 パリ五輪を目ざすU-23日本代表の活動から戻って、最初のゲーム。「責任を持ってプレーするということは、より一層、強まった」と語る染野は、「ここ(東京V)でスタメンで出れる、試合に出れるというところで、しっかり自分が結果を残して、チームを勝たせるように、次はしていきたい」と気持ちを引き締めた。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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