「複雑な立場のはずなのに中立な解説でとても聞きやすかった」元北朝鮮代表・鄭大世のニュートラルなスタンスにサッカーファンもポジティブな反応

2024年03月22日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

北朝鮮戦で解説を担当

鄭大世氏は日本対北朝鮮戦の解説を担当した。写真:サッカーダイジェスト/JMPA代表撮影

 2024年3月21日、北中米ワールドカップのアジア2次予選で北朝鮮と戦った日本が1-0と勝利。この試合を生中継した日本テレビ系列で解説を担当した元北朝鮮代表FWの鄭大世氏が自身のX(旧ツイッター)を更新し、以下のようなメッセージを送った。

「もちろん僕の立場では朝鮮代表が勝ったらそりゃ嬉しいですが、川崎Fの後輩の田中碧が決めてくれたからそれはそれで和んでます。

12番と17番のラフプレイはマジいらないけど全体的にマジで面白かったです。おめでとう御座います」

 これを受け、サッカーファンもポジティブな反応を見せる。
 
「こんな難しい試合でこんな難しい立場で平然と解説をこなして全方位から支持を得られるのはガチで世界でも鄭大世だけです」
「鄭大世さん複雑な立場のはずなのに中立な解説でとても聞きやすかったです!」
「やっぱり鄭大世さんの解説は現代的で最高です。上田の動き出しにずっと言及してくれててめっちゃ嬉しかったです。なにより声がイケボなのがでかい」
「この状況で中立なのは解説者の鑑」

 ニュートラルなスタンスが好評だったようだ。

構成●サッカーダイジェストTV編集部
 

【記事】よもやの平壌開催白紙。北朝鮮戦後に知った主将の遠藤航はどう受け取った?「とにかくやるつもりで準備する」

次ページ鄭大世氏の試合後の投稿

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事