【森保ジャパンの最新序列】三笘&伊東が不在の2列目に注目。復帰の長友と小川は何番手?

2024年03月15日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

右SBはインドネシア戦でスタメンが入れ替わった

北朝鮮戦に挑む森保ジャパンの最新序列。(C)SOCCER DIGEST

 北中米ワールドカップ・アジア2次予選の対北朝鮮2連戦(3月21日にホーム、26日にアウェー)に挑む日本代表のメンバー26人が14日に発表された。

「優勝候補の筆頭」と期待されながら、まさかのベスト8敗退に終わったアジアカップのスカッドから変更は7人。主に故障などが理由で、大胆な入れ替えはしなかった。その26人について、現状の序列を整理したい。

 GKは、故障でアジア杯に出場できなかった大迫敬介(サンフレッチェ広島)が復帰。その大会で正守護神を務めた鈴木彩艶(シント=トロイデン)は安定感を欠いているため、レギュラー再奪取の可能性もあるが、現状では後者が1番手とした。経験のある前川黛也(ヴィッセル神戸)は引き続きバックアッパーとして控える。

 右SBは、菅原由勢(AZ)がアジア杯で精彩を欠き、第3戦のインドネシア戦からスタメンが毎熊晟矢(セレッソ大阪)に入れ替わった。ハイボール対応には課題を残したものの、同大会で評価を上げた数少ない選手で、そのまま先発候補とした。2人を追う橋岡大樹(ルートン)は今冬にプレミアリーグへ移籍し、自信を深めているはず。持ち前の対人の強さでアピールしたい。
【PHOTO】長友・小川が復帰!W杯アジア二次予選、北朝鮮との連戦に挑む日本代表招集メンバーを一挙紹介!
 アジア杯後、ふくらはぎの問題でプレーできていなかった冨安健洋(アーセナル)が選外となったCBは、板倉滉(ボルシアMG)が軸。コンディションが万全でなかったアジア杯では散々で出来だったものも、クラブでは復調している印象だ。

 相棒は、町田浩樹(ユニオン・サン=ジロワーズ)か谷口彰悟(アル・ラーヤン)と予想されるが、アジア杯の途中から町田が序列を上げた。個での守備の強さでは引けを取らない渡辺剛(ヘント)が追い掛ける構図だ。

 アジア杯メンバーの中山雄太(ハダースフィード)が故障で呼べなかった左SBは、4度のワールドカップ出場を誇る37歳の長友佑都(FC東京)がカタールW杯以来の招集というサプライズがあった。伊藤洋輝(シュツットガルト)の先発は堅いが、大ベテランの起用法にも注目が集まる。
 

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