「ドラゴンボールZを観て、悟空みたいなヒーローに...」ロシアW杯でスーパーサイヤ人になった長友佑都が鳥山明さんに感謝の意

2024年03月13日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

「皆に元気を届けるんだという想いで」

ロシア・ワールドカップの時にかめはめ波ポーズを決めてくれた長友。写真:滝川敏之

 日本サッカー界のスーパーサイヤ人と言えば、長友佑都だろう。2018年のロシア・ワールドカップに向けた代表合宿中に金髪にしてスーパーサイヤ人となった長友は、その大舞台で左サイドバックとしてまさに大暴れ。ピッチ外でもチームを大いに盛り上げ、日本のベスト16入りに尽力した。

 そんな長友は、2024年3月13日のFC東京戦での練習後、『ドラゴンボール』などの作者で漫画家の鳥山明さんの訃報について触れてくれた。
 
「ドラゴンボールZを観て、悟空みたいなヒーローになりたい気持ちはありました。だから、ロシア・ワールドカップの時は悟空のね、スーパーサイヤ人みたいにね、皆 に元気を届けるんだという想いで金髪にしました。そういう意味では感謝しきれない」

 強い想いがあったからこその"スーパーサイヤ人化"であり、「でなければ、もうおっさんだし、頭髪を痛めてまで金髪にしないですよ」と長友は笑顔で答えてくれた。

 ロシア・ワールドカップで最後までタフに戦った長友は、日本国民に"元気"を与えたヒーローだった。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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