【J2採点&寸評】讃岐×徳島|東四国クラシコは速攻を武器にした徳島に軍配! 讃岐は終盤の猛攻及ばず

2016年03月27日 サッカーダイジェスト編集部

讃岐――交代出場の山本が攻撃を活性化するも追い上げならず。

【警告】讃岐=木島徹(36分) 徳島=大﨑(18分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】木村祐志(徳島)

【チーム採点・寸評】
讃岐 5.5
期待の長身FWミゲルが初先発したが不発。後半開始早々、攻めに出たところをパスミスなどからカウンターを受けて2失点。終盤選手交代で圧力をかけチャンスを作ったが、1点を返すにとどまった。
 
徳島 6
右サイドから大﨑、木村を起点に攻めた。後半開始早々、相手のミスを突いて立て続けに2得点し試合を決定づけた。終盤は讃岐の猛攻に遭うが根気よく守り今シーズン初勝利を挙げた。
 
【讃岐|採点・寸評】
GK
1 清水健太 6
PKと至近距離からのフリーのシュートで2失点するも、安定したセービングは健在だった。
 
DF
22 武田有祐 6
守備だけでなく積極的なオーバーラップで攻撃にも関与した。ロングスローでも見せを作った。
 
23 西 弘則 6
状況を見て果敢なドリブル突破を繰り出した。左サイドから攻撃を活性化した。
 
25 岡村和哉 5.5
ヘディングで競り負けた場面が失点につながるなど、なかなか良い形でボールを持てなかった。
 
30 エブソン 6
不運な形でPKを献上するも頭で1ゴール。守備ではロングボールを跳ね返し、攻撃では空中戦の高さを発揮した。
 
MF
7 永田亮太 6(65分OUT)
攻守のバランスに気を配ったポジショニングを見せる。身体を張って相手の攻撃を食い止めた。
 
10 高木和正 6
クラシコに燃えた地元出身の10番、プライドをかけ最後まで走り続けたが決定的な仕事はできず。
 
11 馬場賢治 6
ピッチを縦横に動き回ってボールを収め、空いたスペースへパスを供給。ゴール前のFKはわずかに枠の上。
 
19 仲間隼斗 6(85分OUT)
豊富な運動量とチェイシングで貢献したが、フリーで放ったシュートは大きく枠の外へ。
 
FW
18 ミゲル 5(80分OUT)
接触プレーで競り負けるなど、身体能力を生かせずシュート1本に終わる消化不良の出来。
 
13 木島徹也 6
前節、初ゴールを決めるなど、好調をキープ。随所に好プレーを見せたが、得点だけがなかった。
 
交代出場
MF
26 山本翔平 6.5(65分IN)
豊富な運動量で攻撃の活力となり、70分には右サイドを駆け上がりクロス。エブソンのゴールをアシストした。
 
FW
33 木島良輔 -(80分IN)
3本のシュートを放ちスタンドを沸かせたが決定機を決めきれず。不完全燃焼となる。
 
DF
3 藤井航大 -(85分IN)
パワープレーのターゲットとして後半投入も結果を出せず。先発で最終ラインに君臨してほしい。
 
監督
北野 誠 5.5
長身FWミゲルを先発に使って木島徹との2トップで挑むも結果が出ず。昨シーズン終盤から久しぶりの敗戦に悔しさを滲ませた。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 

次ページ徳島――攻撃の起点となり、勝負を決定づける2点目を挙げた木村をMOMに選出。

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