「マエダの一発は美しかった」鮮烈弾の前田大然に地元メディアが賛辞!それを上回る評価の日本人は?「彼の堅実さはタイトルを勝ち取るか負けるかの違いとなるかも」

2024年02月29日 サッカーダイジェストWeb編集部

古橋は「週末も再びベンチに座ることになりそう」

今シーズン5点目を決めた前田。(C)Getty Images

 首位陥落で危機が騒がれていたなかで、セルティックが見事な勝利を飾った。

 2月28日のスコットランドリーグ第28節で、ブレンダン・ロジャーズ監督のチームはダンディーにホームで7-1と大勝した。スタメンに名を連ねた前田大然が1得点をあげている。岩田智輝も先発フル出場。古橋亨梧は後半の60分から途中出場した。

 セルティック専門サイト『The Celtic Way』は、左足で鮮やかな得点をあげた前田に7点をつけ、「この試合でのマエダの一発は美しかった」と賛辞を寄せている。

「パワーと精度を兼ね備え、相手守護神にチャンスを与えることなくネットを揺らした。ボール奪還のために厳しい仕事をこなし、何度もチームメートを喜ばせた。試合のたびに猛烈に働く選手からは、もっとそういうプレーを期待したい」
【動画】巧みな切り返しから左足で決めた前田の鮮烈弾
 それ以上に高評価だったのが、存在感を高めている岩田だ。同メディアは8点をつけ、「6番の役割で能力を体現した。背後の守備陣にとってセーフティーネットになった」と称賛している。

「イワタのプレーにしゃれたところや華やかさはない。選手本人もハードワークをこなし、エンジンルームでつなぎ役となって、自分より攻撃の才能がある味方が活躍できるようにすることを楽しんでいるようだ。背番号24はここからシーズンが終わるまでファーストチョイスであるべきだろう。彼の堅実さは、リーグタイトルを勝ち取るか負けるかの違いとなるかもしれないからだ」

 一方で、リーグ戦で3試合ぶりのベンチスタートになった古橋については、「最後の30分でアイダと代わったが、この試合でのキョウゴは非常に無駄があり、何度かボールを渡してしまった」と、厳しい見解が示されている。

「週末も再びベンチに座ることになりそうで、今回のパフォーマンスはチャンスを得るのに役立たないだろう。今夜見せたよりもできるはずだ」

 前田と岩田は大勝を勢いにつなげていきたいところだ。一方、古橋は巻き返しが期待される。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】「傑出していた」「どうしてもっと起用しないのか」久々の先発で躍動の岩田智輝をセルティック地元メディアが激賞!「次もスタメン入りするべきだ」
 

次ページ【動画】前田が決めた鮮烈弾

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事