「最後は気持ちになってくる」なでしこGK山下杏也加が北朝鮮戦へ決意! 中立地サウジでの大一番へ「本当に最初の試合が大事」

2024年02月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

直前の開催地決定に「バタついた感はありますね」

北朝鮮戦に向け決意を語った山下。写真:福冨倖希

 なでしこジャパンのGK山下杏也加が、日本サッカー協会の公式YouTubeチャンネル『JFA TV』が公開した「Team Cam」で、パリ五輪行きを懸けた北朝鮮戦に向けて決意を語った。
【動画】なでしこジャパンに密着した「Team Cam」
 ホーム&アウェー方式で行なわれる北朝鮮戦。当初、第1戦(2月24日)を北朝鮮の平壌、第2戦(同28日)は国立競技場で開催予定だった。ところが、運営面などの問題から第1戦の開催地が未定になり、21日にサウジアラビアで行なわれると発表された。

 サウジ入りにかかった時間を、山下は「12、3時間プラス、トランジットが30分だったので、そこからの3時間移動とバス30分くらいですかね」として、異例の状況のなかでの混乱ぶりを振り返った。

「違う国の可能性もあったので、出発への時間はその段階ではあったのですけど、急遽サウジアラビアと決まった時は、バタついた感はありますね」

 短期間で同じ相手と戦う難しさもある。
 
「海外に行って、同じ相手と2試合するのは初めてなので、そこは前のリオの時とは違った部分もあると思っていて。

 同じ相手との短い期間での試合でどうなっていくかは、自分もまだ、分からない部分もあるので、本当に最初の試合が大事になってくると思います」

 そして、パリ五輪出場権の獲得を誓い、「最後は技術どうこうというか、気持ちになってくる部分はあると思うので、そこに関しては絶対に負けたくないです」と気合を入れた。

 注目の北朝鮮との第1戦は、日本時間で24日の22時4分にキックオフ予定だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【記事】運命の北朝鮮戦。なでしこジャパン最大の懸念は宮澤、遠藤不在の左サイド【パリ五輪最終予選】
 

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