女子W杯でなでしこJに完敗のスペイン、初の五輪出場決定!“キス事件”後も代表で10番背負うエルモソが喜び「私たちはまた歴史を作ってしまった」

2024年02月24日 サッカーダイジェストWeb編集部

「ゴールした時は思い切り叫んだわ!」

オランダ戦で先制弾のエルモソ(10番)。(C)Getty Images

 現地2月23日に開催された女子ネーションスリーグ(UWNL)準決勝で、スペインはオランダと対戦。3-0で完勝し、今夏に行なわれるパリ五輪の出場権を手にした。

 スペインは初の五輪出場。昨夏の女子ワールドカップではグループステージで日本に0-4で完敗も、以降は盤石の戦いぶりで勝ち進んで世界一を成し遂げている。当時の優勝セレモニーでは、連盟会長が歓喜のあまりFWジェニファー・エルモソにキス。行き過ぎた行動は非難を浴びた。
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 その後、選手たちの代表チームへのボイコット宣言など波紋を広げたが、それも間もなく収束し、連盟会長も辞任。エルモソも代表のユニホームに袖を通す。そして今回のオランダ戦ではチームを勢いづかせる先制弾。試合後に背番号10は「ゴールした時は思い切り叫んだわ! オリンピックは私たちが夢見てきたこと。スペイン全土が私たちを誇りに思うはずです。だって私たちはまた歴史を作ってしまったから」と喜びを口にした。

 UWNL決勝では、パリ五輪の開催国フランスと激突。また残る1枚の五輪への切符は、3位決定戦のオランダ対ドイツで争われる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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