【ナビスコ杯】大宮・江坂が殊勲のゴール! 主力温存のなかチャンスを生かす|グループA

2016年03月23日 サッカーダイジェストWeb編集部

群馬から移籍の江坂が初先発初ゴール!

江坂が移籍後初ゴールをゲット。打点の高いヘッドでネットを揺らした。写真:佐藤明(サッカーダイジェスト写真部)

 ナビスコカップは3月23日、グループステージ1節の6試合を各地で開催。グループAでは、大宮対名古屋、鹿島対甲府、磐田対神戸の3試合が行なわれた。

 NACK5スタジアム大宮では、大宮対名古屋の一戦が行なわれた。

 この試合で輝きを放ったのは、今季群馬から完全移籍で加入した江坂だ。37分、横谷の素早いスローインでのリスタートから、渡部がゴールラインぎりぎりのところでクロスを上げると、高く上がったボールに反応した江坂は、相手DFの背後から打点の高いヘディングシュートを放つ。ボールはクロスバーに当たり、真下へ跳ねながらもゴールイン。これが移籍後初ゴールとなった。

【ナビスコカップPHOTOハイライト】グループステージ1節 大宮 1-0名古屋

 流通経済大から昨季加入した群馬ではJ2で13得点をマーク。その活躍が認められ、昨季J1に昇格した大宮が獲得した。今季はここまでのところ、J1リーグでは途中出場が2試合のみ。主力を温存して臨んだナビスコカップで、チャンスを見事にモノにした格好だ。

 試合は、このまま1-0でタイムアップ。江坂のゴールが決勝点となり、大宮が勝点3を挙げた。

 カシマスタジアムで行なわれた鹿島対甲府は、ホームの鹿島が前半で2点を許す苦しい展開に。立ち上がりの6分にセレスキー、前半終了間際の45分にニウソンに叩き込まれた。後半に反撃を開始した鹿島は60分に伊東の折り返しに山本が頭で合わせ1点を返すが、追い上げもここまで。

 結局、アウェーの甲府が鹿島を2-1で下し、白星発進となった。

 ヤマハスタジアムで行なわれた磐田対神戸は、13分に磐田の齋藤が先制点をゲット。ホームチームが幸先の良いスタートを切るが、35分に神戸もペドロ・ジュニオールのゴールで同点に追いつく。

 後半勝負となった試合は、69分にレアンドロがペドロ・ジュニオールからのクロスをヘディングで流し込み逆転。神戸がこのまま逃げ切り、アウェーで貴重な勝点3を挙げた。
 
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