クラクションが鳴り響いたドーハの夜。カタールの連覇に開催国のファンは熱狂「信じられない!」「こんなにうれしいことはない」【現地発】

2024年02月12日 江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

「次は日本が優勝するのを望んでいるよ」とも

ルサイル・スタジアムを訪れたカタールのサポーター。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

 1月12日に開幕したアジアカップは、開催国カタールの連覇で幕を閉じた。

 レバノン(3-0)、タジキスタン(1-0)、中国(1-0)と同居したグループAを3連勝で首位通過したカタールは、ラウンド16でパレスチナを2-1で破り、ベスト8へ進出。ウズベキスタンとの準々決勝で、1-1で突入したPK戦を制すと、準決勝では日本を破ったイランに3-2で競り勝ち、2大会連続で決勝に駒を進めた。

 迎えたヨルダンとの決勝では、アクラム・アフィフが3つのPKを決める活躍を見せ、3-1で勝利。地元で見事に戴冠を果たしてみせた。

 試合後しばらくして、ドーハの中心地を歩くと、車のクラクションが夜の街に鳴り響き、窓から国旗を振る人も。通りには、大きな国旗を身体に纏って闊歩するファンも少なくなかった。
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 その中の何人かに話を訊くと、こんなコメントをしてくれた。

「俺たちは勝者だ」
「信じられない!アジアで1位になったんだ」
「私たちの国が勝ったのでとてもうれしいです」
「こんなにうれしいことはない。神に感謝します」
「めちゃくちゃハッピーだよ。次は日本が優勝するのを望んでいるよ。三笘がいるだろ? すげーよ」

 喜ぶ彼らの姿を見て、正直、羨ましかった。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

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