よもやの大ブーイング。アジアカップの表彰式で見た“異様な光景”【現地発】

2024年02月11日 江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

カタールにPKを3度も与える

表彰を受ける審判団。左から5人目がマー・ニン主審。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

 アジアカップ2023は、決勝で開催国のカタールがヨルダンを3-1で下し、連覇を達成して幕を閉じた。

 マー・ニン主審の長いホイッスルが鳴ると、カタールの選手たちは喜びを爆発。崩れ落ちるヨルダンの選手との明暗がくっきりと分かれた。

 その後の表彰式で、よもやの大ブーイングを浴びたのがそのマー・ニン主審だ。中国人レフェリーはカタールにPKを3度も与えていた。おそらくは、試合中から野太い声を出していたヨルダンサポーターから送られたものだったのだろう。
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 両チームがメダルをもらう前に審判団が表彰台に上がると、8万6492人が詰めかけたルサイル・スタジアムはブーイングに包まれた。

 開催国にとっては優位となるジャッジをしてこの洗礼。少し異様な光景だった。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部/現地特派)

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