「おそらく5~6週間」旗手怜央の故障離脱は1か月超とセルティック指揮官が明かす。現地メディアは嘆き「最悪のニュース」【アジア杯】

2024年02月03日 サッカーダイジェストWeb編集部

バーレーン戦の前半途中に負傷交代

バーレーン戦で負傷した旗手。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

 日本代表にとっても、セルティックにとっても、残念ながら大きな痛手となった。

 日本サッカー協会は2月2日、アジアカップのラウンド・オブ・16で負傷交代を余儀なくされていた旗手怜央が、右ふくらはぎの肉離れであることを明らかにした。

 グループステージ第2戦のイラク戦で途中出場していた旗手は、インドネシア戦、バーレーン戦と2試合連続でスタメンに名を連ねた。だが、バーレーン戦の前半途中にピッチを後にしている。

 ブレンダン・ロジャーズ監督によると、旗手の離脱は1か月以上にわたる見込みだ。英公共放送『BBC』によると、キャメロン・カーター=ヴィッカーズも前節で負傷したセルティックの指揮官は、「私が見る限りでは、両方のふくらはぎのようだ。おそらく5~6週間だろう」と話した。

「チームのトップ選手たちのケガという点で、またも運に恵まれない時期となってしまった。彼はすぐに戻ってくるだろう。治療を始めて、できるだけ早く取り戻したい」

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 旗手は今季、すでにふくらはぎや太ももを負傷してきた。特に太もものケガでは2か月の離脱を余儀なくされている。今回の負傷で再び1か月以上の離脱となれば、チームにとっても、そしてもちろん選手にとっても非常に大きな痛手だ。

 専門サイト『The Celtic Bhoys』は、「セルティックにとって最悪のニュースだ」と報じている。

「冬の移籍市場でクラブが十分にチームを強化しなかったというだけでなく、ベストプレーヤーの2人が再びある程度の期間、戦列を離脱することになる。今季、負傷状況がロジャース監督とチームの助けにならなかったのは確かだ。チェックする必要があるだろう。チームのフィットネスは今、セルティックの大きな弱点のひとつとなっているようだ」

 苦しいシーズンとなった旗手だが、できるだけ早期の復帰と、その後の活躍を願うばかりだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部eb編集部
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