「まだまだ上げないといけない」今大会初登場の三笘薫、さらなる活躍に気合十分「1人でやり切る力が求められている」【アジア杯】

2024年02月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「スペースがあるなかで、前に行きたかった」

68分の投入直後から積極的なプレーを披露した三笘。写真:サッカーダイジェスト(現地特派)

 日本代表は1月31日、アジアカップのラウンド16でバーレーン代表と対戦し、3-1で勝利。ベスト8に駒を進めた。

 この一戦で、左足首の怪我で出遅れていた三笘薫が、ついに戦列復帰を果たした。2-1で迎えた68分に途中出場。中村敬斗に代わり左サイドハーフに入ると、ファーストタッチでさっそく突破を試みる。その後、ゴールにこそ絡めなかったものの、何度も積極的に仕掛けて相手守備陣を脅かした。

 試合後に取材に応じた三笘は、ピッチに立った時の心境をこう振り返った。

「オープンな展開で、結果も残したい気持ちもありましたし、スペースがあるなかで、前に行きたかったです。後ろ(の選手)はもっと時間を作ってほしいということもあったはずですが、やり切れればいいと」

 自身のプレーには、満足していないという。
【動画】三笘薫が今大会初出場!いきなり突破を試みる
「一発目から止められました。少ないチャンスのなかで、一つひとつのプレーが大事になってきます。少ないチャンスでやり切らないといけないなかで、まだまだ物足りないです。

 まだまだ上げないといけないですし、リードした展開だからこそ、できたプレーもあります。次はもっと厳しくなると思います」

 もちろん、手応えも感じている。

「自分のコンディションを確かめたいのもありました。そういう状況で出してくれたチームメイトにも感謝です。ドリブルのフィーリングだったり、芝の感触だったりとか確かめましたし、次の試合に向けても良い準備にはなりました」

 今後に向けては「時間を作ったり、1人でやり切る力が求められているので、そこを次の試合に向けて準備したいです」と意気込んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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