「我々は圧倒的な日本を待っている」海外大手メディアが物足りなさを指摘!「巨人は解放されていない」【アジア杯】

2024年02月01日 サッカーダイジェストWeb編集部

「タレント力は今大会随一だ。しかし…」

森保ジャパンはバーレーンを3-1で下した。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

 1月31日に開催されたアジアカップのラウンド16で、森保一監督が率いる日本(FIFAランキング17位)はバーレーン(同86位)と対戦。堂安律、久保建英、上田綺世のゴールで、3-1の快勝を収めた。

 ただ一方で、まずい連係ミスでの失点や、度重なる絶好機逸も。苦戦を強いられたグループステージを経て、ようやく本領発揮をしたかと問われれば、答えはノーだ。

 大手グルーバルメディア『ESPN』も同じ見立てのようで、「我々は圧倒的な日本を待っている」と題した記事を掲載。「この試合はある意味、ここまでの日本のアジアカップを反映していたのかもしれない」と伝えている。

「タレント力は今大会随一だ。しかし、まだナーバスな面が見られる。サムライブルーの中に巨人が存在することは分かるが、解放されてはいない。土曜日のイランとの戦いでは、この状況から改善されるかもしれない。あるいは、そうならないかもしれない」

『ESPN』はまた、守護神の鈴木彩艶と上田の交錯で生まれたオウンゴール、その直後に飛び出した上田の名誉挽回弾に言及。次のように説明している。
【動画】OGの汚名返上!頼れる9番上田綺世が独力で鮮烈弾
「スズキとウエダは、意思の疎通が上手くいかず、自分たちのゴールにボールを入れてしまった。このアジアカップでは、日本のGKにとって災難な瞬間が続いた。

 モリヤスが今大会に招集したストライカーの中で、初めて複数試合に先発したウエダは、少なくともすぐに名誉挽回に動き、バーレーンのファンを黙らせた。優れたフィニッシュであり、数日中に3度目の先発出場を果たすための強いオーディションだった」

 ベスト8に駒を進めた日本は、2月3日にイラン(同21位)と対戦する。今度こそ100%の力を発揮できるか。相手のレベルは格段に上がるだけに、80%や90%に留まれば、足りない数%が命取りとなる。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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