【バルセロナ｜チーム＆監督 採点＆寸評】
チーム　７
カウンターで前の３人の個人技とスピードを活かすというプラン通りのゲーム展開。トリデンテの性質上、高い位置からの守備は機能せず、中盤が空き、押し込まれる時間帯もあったが、主役の３人がゴールを決めるなど、終わってみれば完勝だった。
 
監督　ルイス・エンリケ　6.5
普段通りの、トリデンテを最大限に活かす戦い方で勝利を手繰り寄せた。カウンターから得点、S・ロベルトとアルダで試合を締めるという、パターン化されたかたちで突破を決めた。

【結果＆フォーメーション図】CLラウンド16全試合

【バルセロナ｜選手採点・寸評】
GK
１ マルク＝アンドレ・テア・シュテーゲン　６
失点に関しては責任を問えない。A・サンチェスのFKを右手１本でストップした好セーブはさすが。足元の繋ぎでもリスクを恐れない"らしさ"を見せた。
 
DF
２ ダニエウ・アウベス　６
バルサの攻撃が主に左サイド中心だったため、右からの攻撃で目立つ場面は少なかったが、初の効果的な上がりからのクロスが65分のスアレスのゴールに繋がるなど、結果を出した。
 
14 ハビエル・マスチェラーノ　６
前半はエジル、ウェルベックに抜かれて決定機を作られるなど、珍しく１対１で劣勢になるも、後半は持ち直し、エリア内でシュートブロックするなど、持ち味のダイナミズムを見せた。
 
24 ジェレミー・マテュー　6.5
38分にエルネニーのシュートをエリア内で身体を張ってブロックし、決定機を阻止。ウェルベック、A・サンチェスを相手に不安を感じさせず、スピードと高さを存分に押し出すなど、ピケの不在をカバーした。
 
18 ジョルディ・アルバ　７
左サイドからの上がりで再三チャンスに絡み、後半はA・サンチェスのカウンターを全力で戻って止めるなど、攻守で存在感を見せた。30分のネイマールへのアシストも秀逸だった。
 
※採点は10点満点で「６」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。