遠藤と「鉄板コンビ」を結成
インドネシア戦は出場がなかった守田。満を持してバーレーン戦は先発か。写真:サッカーダイジェスト(現地特派)
UAEがタジキスタンに敗れ、イラクもヨルダンに苦杯を喫するなど、アジアカップのラウンド16で番狂わせが相次いでいる。1月31日にバーレーン戦を控える日本代表も、細心の注意を払って大一番に挑むべきだ。
28日のオフを挟んで迎えた29日のトレーニングでは、ここまで抑え気味だった三笘薫(ブライトン)も強度の高いクロスやシュートを見せるなど、実戦感覚が戻りつつある様子。「戦術・三笘」と言われた左の切り札が、決勝トーナメントから確実に起用できるメドが立ったことは、森保一監督も前向きに受け止めているに違いない。
26人全員を使えるのは朗報だが、バーレーン戦と次の準々決勝はご存じの通り、中2日。バーレーン戦を落としたら、もちろん先はなくなるが、次も見据えたメンバー起用も視野に入れなければ、チーム全体が疲弊してしまいかねない。指揮官も非常に難しいマネジメントを強いられることになる。
中盤の構成についても、誰をどう配置すべきかは悩みどころだろう。
ボランチに関しては、第二次森保ジャパン発足後、遠藤航(リバプール)と守田英正(スポルティング)が「鉄板コンビ」を結成。田中碧(デュッセルドルフ)を含めた3人が主軸と位置づけられ、彼らを回しながら、佐野海舟(鹿島)らを組み合わせてきた。
だが、今回は田中が不在。代わってマルチ型の旗手怜央(セルティック)が3番手に浮上し、インドネシア戦では遠藤と並んでスタートから出場した。こうしたなか、彼自身の判断で前目のポジションを取りながら4-1-4-1の形にシフト。それがトップ下の久保建英(レアル・ソシエダ)、右サイドの堂安律(フライブルク)、左の中村敬斗(スタッド・ドゥ・ランス)らを活かすことにもつながり、中盤が大いに活性化されるに至った。
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28日のオフを挟んで迎えた29日のトレーニングでは、ここまで抑え気味だった三笘薫(ブライトン)も強度の高いクロスやシュートを見せるなど、実戦感覚が戻りつつある様子。「戦術・三笘」と言われた左の切り札が、決勝トーナメントから確実に起用できるメドが立ったことは、森保一監督も前向きに受け止めているに違いない。
26人全員を使えるのは朗報だが、バーレーン戦と次の準々決勝はご存じの通り、中2日。バーレーン戦を落としたら、もちろん先はなくなるが、次も見据えたメンバー起用も視野に入れなければ、チーム全体が疲弊してしまいかねない。指揮官も非常に難しいマネジメントを強いられることになる。
中盤の構成についても、誰をどう配置すべきかは悩みどころだろう。
ボランチに関しては、第二次森保ジャパン発足後、遠藤航(リバプール)と守田英正(スポルティング)が「鉄板コンビ」を結成。田中碧(デュッセルドルフ)を含めた3人が主軸と位置づけられ、彼らを回しながら、佐野海舟(鹿島)らを組み合わせてきた。
だが、今回は田中が不在。代わってマルチ型の旗手怜央(セルティック)が3番手に浮上し、インドネシア戦では遠藤と並んでスタートから出場した。こうしたなか、彼自身の判断で前目のポジションを取りながら4-1-4-1の形にシフト。それがトップ下の久保建英(レアル・ソシエダ)、右サイドの堂安律(フライブルク)、左の中村敬斗(スタッド・ドゥ・ランス)らを活かすことにもつながり、中盤が大いに活性化されるに至った。
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「前の選手によりゴールで近い位置でプレーしてほしいという思いがあったので、そのために周りとの動きを合わせつつ、自分の特長を出せればいいなと。70分くらいでしたけど、頭をすごく使った試合だったなという印象がありました」と、本人もある程度の手応えを掴んだ様子だった。
その一挙手一投足をベンチから見ていた守田も「改めて怜央のプレーを見ると、守備に切り替わった後の壁になる役割、フィルターをかけられる距離に入っていましたし、攻撃面でも相手の背中に入ってたので、相手の配置もありますけど、そういったプレーは勉強になりました」と目を見張ったという。
一気に評価を上げた旗手を継続起用するか否か。そこはバーレーン戦の1つのポイントと言えるだろう。相手は4-2-3-1か4-3-3がベースで、かなり低い位置にブロックを作るため、中盤には多少のスペースが生まれる。
そこに旗手のように自らアクションを起こせて、受け手にも出し手にもなれるタイプを置けば、チーム全体が膠着状態に陥らなくて済むはずだ。
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その一挙手一投足をベンチから見ていた守田も「改めて怜央のプレーを見ると、守備に切り替わった後の壁になる役割、フィルターをかけられる距離に入っていましたし、攻撃面でも相手の背中に入ってたので、相手の配置もありますけど、そういったプレーは勉強になりました」と目を見張ったという。
一気に評価を上げた旗手を継続起用するか否か。そこはバーレーン戦の1つのポイントと言えるだろう。相手は4-2-3-1か4-3-3がベースで、かなり低い位置にブロックを作るため、中盤には多少のスペースが生まれる。
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