「またやってくれた」闘莉王がGK鈴木彩艶に嘆き節「流れが良くない。1回ベンチに座りなさい」【アジア杯】

2024年01月26日 サッカーダイジェストWeb編集部

「低いレベルの一線で、ずっと来ている」

闘莉王氏はインドネシア戦の鈴木を「2.5点」と評価。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部/現地特派)

 元日本代表DFの田中マルクス闘莉王氏が1月25日、自身のYouTubeチャンネルに最新コンテンツを投稿。森保ジャパンのGK鈴木彩艶について語った。
【動画】闘莉王がインドネシア戦の森保ジャパンを採点!
 動画内で闘莉王氏は、アジアカップでインドネシア代表に3-1で勝利した日本代表の指揮官と各選手を採点。平均点を「4」に設定するなか、鈴木を「2.5点」と厳しく評価する。

 闘莉王氏が問題視したのが、後半アディショナルタイムに喫した失点だ。90+1分、相手のロングスローを南野拓実がクリアしきれず、ファーサイドに流れたボールをサンディ・ワルシュに押し込まれた。

 それまでの鈴木のプレーを評価していたが、「またやってくれた」「ディフェンダーで手を使わない人ですら止められた。あれは入っちゃダメ」と手厳しい。相手の決定機が少ないなかで「1本のシュートで入る。とてつもない確率」と嘆く。
 
 日本はグループステージでベトナムに4-2、イラクに1-2。インドネシア戦を含め、すべての試合で失点しており、鈴木はこの3試合に出場。闘莉王氏は「流れが良くない」とし、こう続ける。

「一旦切った方が(いい)。監督としては考えなきゃいけない策。残念。彩艶が悪いとか、技術がないとか、これからもう呼ばないとか、そういう問題じゃない。この流れに来たら、本人も『打たれたら、点を取られるぞ』という雰囲気になっている」

 あえて起用し続ける考え方も認めつつ「流れを切るために、1回ベンチに座りなさいよと思う」と主張した。

 ただ、代わりのGK選びも難しく感じており、「森保(一)監督も困っているのでは」と推測。前川黛也を挙げるも決め手を欠くようで「今、みんな一線。低いレベルの一線で、ずっと来ている。Jリーグも悪い」と指摘した。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

【PHOTO】日本代表のインドネシア戦出場16選手&監督の採点・寸評。5人が7点台の高評価。全得点に絡んだ9番をMOMに選出
 

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