【J1展望】1stステージ・3節|柏 – 磐田|浦和撃破で勢いに乗る磐田を止め、柏は連敗から脱出できるか

2016年03月12日 サッカーダイジェスト編集部

柏――人数をかけて迫力ある攻撃を展開できるか。

故障者/柏=J・ミネイロ、大島 磐田=なし
出場停止/柏=なし 磐田=なし

J1リーグ1stステージ・3節
柏レイソル – ジュビロ磐田
3月12日(土)/18:30/日立柏サッカー場
 
柏レイソル
1stステージ成績(2節終了時):18位 勝点0 0勝0分2敗 1得点・4失点
 
【最新チーム事情】
●3月6日に行なわれた東洋大との練習試合は2−0で勝利。田中と小林が得点を決めて猛アピール。
●新加入のCBパトリックも練習試合で30分ほどプレーし、コンディションを上げている。
●開幕2連敗も、メンデス監督はやり方を変えずに目指すサッカーを貫く。
 
【担当記者の視点】
 18チーム中、唯一の開幕2連敗で最下位という最悪のスタートとなった。それでも、メンデス監督は悲観的には捉えていない。自身が目指すサイドを使ったスピーディなスタイルを貫き、過去2試合と同じスタメンで挑む可能性が高い。
 
 前節は昇格組の大宮を相手に試合を優位に進めるも、単調なサイド攻撃ばかりで、ゴール前の迫力を欠いた。指揮官は、決定力不足を改善するためにクロスに対して多くの選手がゴール前へ入っていくことを強く求めている。さらに、コンビネーションでの崩しや、中央突破を織り交ぜることで、サイドのスペースを有効に活用できるはず。攻撃に人数をかけ、迫力ある仕掛けを展開できるか。
 
 また、大宮戦の敗因として、セルビア人FWのD・ムルジャに2得点を献上したことも挙げられる。磐田戦でも、ジェイやアダイウトンという強力な助っ人外国人への対応はポイントとなる。
 
 6日に行なわれた東洋大との練習試合でゴールを挙げた田中と小林だけでなく、武富、中川らサブの選手たちが高いモチベーションを維持している。交代策も上手く活かし、現況を打破したい。
 
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