「悔しい結果」「実力不足」初選出で先発抜擢の伊藤涼太郎、前半で無念の交代に本音「もう少し出たかった」

2024年01月01日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

「自分を見せられたかった」

タイ戦でA代表デビューを飾った伊藤。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 日本代表は1月1日に開催された「TOYO TIRES CUP2024」でタイ代表と対戦。前半は苦戦し、スコアレスで折り返したものの、後半に5ゴールを叩き込み、5-0で大勝を飾った。

 初選出でスタメンに抜擢されたシント=トロイデンのMF伊藤涼太郎は、「勝負したい」と語っていたトップ下でプレー。2ライン間で受ける動きやドリブルからのシュートなど持ち味を発揮したシーンもあったが、最後の局面での精度を欠き、45分で交代となった。

 試合後、開口一番に「自分にとっては悔しい結果に終わりましたし、そこまで自分を見せられたかったので、悔しさが残りますね」と話した伊藤は、こう試合後を振り返った。
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「自分のプレーをそこまで出せなかった。かといってシュートチャンスはあったので、決めきれなかったのは自分の実力不足なんで、そこをアピールできなかったというは悔しいですけど、切り替えてまたやっていきたいと思います」

 チームは交代後の後半に5得点。「自分もできるぞと思ってましたし、もう少し出たかったというのが正直なところですけど、それは監督の判断なので、与えられた分の中で結果を出せなかったというのが、今日は良くなかったです」と本音をこぼした。

 人材豊富な2列目だけに、アピールのチャンスを逃した悔しさが顔ににじみ出ていた。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)

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