「今日は南野の日じゃない」と思った直後にゴール。元日弾を決めた心境は?

2024年01月01日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

「ホッとしているというよりは」

GKとの1対1はモノにできなかったが、最後にゴールを決めた南野。写真:金子拓弥(サッカーダイジェスト写真部)

 2024年1月1日、日本代表が国立競技場でのタイ戦で5-0と圧勝。ラストの5点目を決めたのは、途中出場の南野拓実だった。

 実は、そのゴールの前に南野は3回も決定機を外している。70分に堂安のスルーパスから反転してシュートに持ち込んだシーン、72分にゴール正面から放った一撃、終盤にGKと1対1になった場面。とりわけ、GKとの1対1をモノにできなかった時は「今日は南野の日じゃない」とそう思っていたが、その直後、最後の最後に待望のゴールを奪った。

 試合後、本人も安堵の表情を浮かべて「良かったです。あそこで1点を取れて」と話している。

「ホッとしているというよりは、『よっしゃ』というか。新年を良い形でスタートさせるためにゴールを決めたいと思っていたので」
 
 決定機逸を重ねた時の心境について、南野は「焦りはなかった」という。

「焦りはなかったから、(ゴールが決まって)ホッとしたわけじゃないですよ。これで新年を良い形でスタートできる」という意味での「よっしゃ」だ。

 元日弾を決めた南野は、この勢いに乗って今年も代表とクラブでゴールを量産してほしい。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集長)

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