【日本5-0タイ|採点&寸評】前半は苦戦も交代選手が流れを変えて5発快勝!2人が7点台、MOMは先制点のMFを選出

2024年01月01日 江國 森(サッカーダイジェストWeb編集部)

アジアカップ前最後のテストマッチ

【警告】日本=なし タイ=ウィーラテップ(33分)、ドラー(61分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】田中(日本)

[国際親善試合]日本 5-0 タイ/1月1日/国立競技場

 日本代表は1月1日、国際親善試合「TOYO TIRES CUP 2024」でタイ代表と対戦した。
【PHOTO】日本代表のタイ戦出場17選手&監督の採点・寸評。5発快勝も7点台は2人のみ。MOMは先制ゴールのMF
 試合序盤から押し込む日本は7分、A代表デビューの伊藤涼太郎が前を向き、ペナルティエリア手前から右足でミドルを狙うも、枠を捉えられない。

 その後は何度もゴール前にクロスを供給するが、上手く合わず、1点が遠い時間が続く。30分には、毎熊晟矢のスルーパスに抜け出した伊東純也がドリブル突破から決定機を迎えたが、カバーに入っていた相手DFのスライディングにブロックされた。このままスコアレスで前半を終える。

 試合が動いたのは50分、日本はゴール前に侵入してきた田中碧が右足でゴール右に流し込み、先制点を奪うと、72分には南野拓実のシュートのはね返りを中村敬斗が押し込み追加点。さらにその2分後には、左CKに合わせた細谷真大のヘッドが相手DFに当たってゴールに吸い込まれ、オウンゴールで3点差とする。

 攻撃の手を緩めない日本は83分に川村拓夢、90+1分に南野がネットを揺らして終わってみれば5-0の勝利。日本が2024年初陣を白星で飾った。
 
▼日本代表のチーム採点「6」
12日にカタールで開幕するアジアカップに向けて、最後のテストの場となった一戦で、代表キャップの少ない、あるいはデビューとなる選手を中心にスタメンを組んだ。

 引いて守るタイの守備に苦戦し、なかなか決定機を作り出せず。毎熊、伊東の右サイドは脅威を与えたが、左サイドは機能しなかった。

 後半頭から2列目に堂安律と中村を投入し、攻撃が活性化。50分のMF田中の先制点で勢いに乗り、得点を重ねた。南野、川村、菅原と交代選手がゴールに絡んで、結果を残した。

 右サイドで攻守に躍動した毎熊と先制ゴールの田中は7点の高評価。マン・オブ・ザ・マッチは抜群の運動量が光った後者に与えたい。

取材・文●江國森(サッカーダイジェストWeb編集部)

※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を及第点とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。

【PHOTO】2024年元日開催のタイ戦に挑む日本代表招集メンバーを一挙紹介!

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