「遠藤は長期的解決策ではない」リバプールの“6番問題”に英記者が指摘!「ファビーニョがいたら...」

2023年12月16日 サッカーダイジェストWeb編集部

「1月にこのポジションを強化するかもしれない」

ここ2試合は精彩を欠いた遠藤。(C)Getty Images

 評価を高めつつあったリバプールの遠藤航だが、直近の試合では再び厳しい批判を浴びている。

 今季のリバプールは中盤を刷新したが、以前から6番の適任がいないと指摘されている。本職にしているのは遠藤だが、ユルゲン・クロップ監督はアレクシス・マカリステルをレギュラーに起用してきた。だが、インサイドハーフならマカリステルはもっと力を発揮できるはずとの声は少なくない。

『Yardbarker』によると、英公共放送『BBC』のデイビッド・ブリンドル記者は、「多くの人が、守備的MFが問題と指摘している。夏に獲得したマカリステルとエンドウは、中盤3枚の底で浮き沈みがあった。どちらも長期的な解決策ではない」と話した。

「マカリステルはもっと前のポジションのほうがはるかに良いし、エンドウの年齢はたとえ秀でていても彼が未来ではないことを意味している。だから疑問が生じる。昨夏、リバプールはパズルの足りないピースを手放したのではないかということだ」

「確かに昨季は基本的に全員が悪いシーズンだった。だが、ファビーニョがあの中盤にいたら、現在はない安定と堅実さをクロップのチームにもたらしていたのではないだろうか」
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 同記者は「リバプールは1月にこのポジションを強化するかもしれない。あるいは、夏まで待つかもしれない。このエリアが自然にフィットしていなくても、チームは結果につなげている」と続けた。

「パズルの最後のピースになっていたかもしれない選手を行かせてしまったのは、クロップとチームにとって大きな悔いとなるかもしれない」

 リバプールがチェルシーに移籍したモイセス・カイセドやロメロ・ラビアを逃してから、遠藤獲得に向かったのは周知のとおりだ。夏のアンカー強化がシーズンに響くことになるのか。遠藤の活躍でリバプールが批判をはねつけられるか注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編部

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