【J1採点&寸評】仙台×FC東京|攻守に躍動した森重が最高点の「7」。仙台は攻撃での積極性を打ち出せず

2016年03月07日 小林健志

仙台――渡部のゴールで先制も、攻撃停滞で逆転負け。

【チーム採点・寸評】
仙台 5
先制直後、後半の入りと気をつけなければいけない時間帯に失点。攻撃もボールを失うことを恐れるあまり停滞した。

FC東京 6
攻撃の圧力自体は前節の方が上だったが、勝負どころで効果的に加点し、その後守りを固めたところは昨年までの蓄積を感じる。
 
【仙台|採点・寸評】
GK
1 六反勇治 6(83分OUT)
2失点するもファインセーブは多かった。負傷により途中交代。
 
DF
27 大岩一貴 5.5
前半は攻撃へのパス出しが効いていたが、後半は沈黙。2失点目も自身のサイドから。
 
3 渡部博文 6
先制点は高さ勝負への強さを見せつけた。ミスもあったが、身体を張り続け奮闘した。
 
13 平岡康裕 5.5
早めのつぶしが効いてはいたが、1失点目は自身のファウルで与えたフリーキックから。
 
5 石川直樹 5.5
前半のシュートは決めておきたかった。後半は攻撃に出られなかった。
 
MF
17 富田晋伍 5.5
攻撃でリズムを作れなかった。ゴール前に出てきてのシュートは確実に決めたい。
 
26 藤村慶太 5(71分OUT)
初のリーグ戦先発も、攻撃面で持ち味を発揮しきれず、パスミスが目立った。
 
14 金久保順 5.5(64分OUT)
前節よりも相手DFをすり抜けるプレーが少なく、脅威を与えるプレーが少なかった。
 
10 梁 勇基 5.5
立ち上がりから豊富な活動量で奮闘するも、決定機をもっと作りたかった。
 
FW
7 奥埜博亮 5
ボールを失わないことを考えすぎて、消極的なプレー選択が目立った。
 
9 ウイルソン 5.5
時折縦への突破ですごみは見せるものの、まだベストコンディションとは言いがたい。
 
交代出場
FW
11
 金園英学 5(64分IN)
悪い流れを変えることができず、決定機を作り出せなかった。シュートも0本。
 
MF
29 水野晃樹 5.5(71分IN)
仙台デビュー戦。流れを変えようと懸命に動いたが、まだ周囲と呼吸が合わない。
 
GK
21 関憲太郎 -(83分IN) 
途中出場だったが、終始落ち着いてプレーし、無失点で試合を終えた。
 
監督
渡邉 晋 5
前節ボールを失う場面が多かったことの修正に時間を費やし準備したが、逆に攻撃での積極性を失わせた。
 
※MAN OF THE MATCH=取材記者が選定するこの試合の最優秀選手。
※採点は10点満点で「6」を平均とし、「0.5」刻みで評価。
※出場時間が15分未満の選手は原則採点なし。
 

次ページFC東京――森重を中心に守備陣が奮闘し逆転勝利。

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