「この結果は必然」GS首位突破に胸を張る横浜の喜田拓也。まずはアジア8強を見据え「歴史を変える意味でも心してかかりたい」と意気込み

2023年12月13日 サッカーダイジェストWeb編集部

アジアの舞台で「マリノスらしさを存分に見せたい」

攻守の両局面でタフに戦い抜いた喜田。(C)SOCCER DIGEST

 横浜F・マリノスは12月13日、アジア・チャンピオンズリーグのグループステージ第6節で中国の山東泰山と対戦し、3-0で勝利。この結果、グループ首位でノックアウトステージに進出した。

 試合後のフラッシュインタビューで、キャプテンの喜田拓也は「突破するには条件とかありましたけど、そういうことじゃなくて、自分たちのやってきたこと、貫き通してきたことを出そうと臨んだ」と明かし、「この結果は必然だと思いますし、何よりもマリノスの素晴らしさとか、みんなの姿勢とか、見ている人には伝えられたんじゃないかなと思います」と試合を振り返る。

 他会場の結果にもよるが、2点差以上の勝利というのが1つの条件だった。横浜は序盤から攻勢に出て、やや攻めあぐねてはいたが、45+4分にエウベルのゴールで均衡を破ると、57分にアンデルソン・ロペス、64分にヤン・マテウスがゴールネットを揺らした。
【動画】ヤン・マテウスの鮮やかループ弾!
「点を取らないといけない状況ではあったんですけど、慌てずいこうと。90分、試合はありますし、そのなかでどうオーガナイズするかは自分も中心となって進めていこうと思っていた。良いタイミングで点を取れましたし、本当にみんなの姿勢があらわれたんじゃないかなと思います」

 ノックアウトステージは、年をまたいで行なわれる。「チームはまた新しくなったりとかありますけど、今年のメンバーで頑張って、歯を食いしばって首位突破した。そこは忘れてはいけない」と強調する喜田は、「ラウンド16、クラブとしては突破できていないので、歴史を変える意味でも心してかかりたいと思うし、マリノスらしさを存分に、アジアの舞台で見せたい」と意気込んだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

極寒の仁川決戦を温めた大声援と韓国人ファンの優しさ。そして思い出した齋藤学の言葉【ACLアウェー観戦記】
 

次ページ【動画】ヤン・マテウスのループ弾

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事