川崎フロンターレは12月10日、FWレアンドロ・ダミアンとMFジョアン・シミッチの契約満了に伴い、両者と来季の契約を更新しないと発表した。

　L・ダミアンは2019年に加入し、川崎でここまで公式戦通算179試合に出場し、72得点を記録。2021年に加入したJ・シミッチは、108試合に出場して５得点をマークしていた。
【PHOTO】執念で掴み取った天皇杯優勝！"いい日"になり、笑顔があふれる川崎フロンターレイレブンを厳選！
　２選手のコメントは以下のとおり。
 

〇レアンドロ・ダミアン
「このクラブで過ごした５年間は、私にとって財産です。フロンターレファミリーの皆さんには本当に感謝しています。Jリーグで得点王とMVPを獲得できたこと、チームとしてもたくさんのタイトルを獲ることができました。これは監督、スタッフ、チームメイト、サポーター、クラブ関係者、フロンターレファミリーのみんなで手にした功績です。またスタジアムや練習グラウンドで、私のユニフォームやフラッグをいつも掲げて応援してくれたサポーターの皆さん、あなたたちの想いはいつも届いていて、私の力となってくれました。これから先、いつまでもフロンターレは私の心の中にあります。ありがとう、川崎フロンターレ」

〇ジョアン・シミッチ
「この素晴らしいユニフォームを３年間、着ることができました。この３年間、常に自分をサポートして支えてくれた選手、監督、スタッフ、クラブ関係者の皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。皆さんと一緒に仕事ができたことをうれしく思っています。また川崎フロンターレのすべてのファン、サポーターの方々にも感謝しています。皆さんの応援、声援があったからこそ、自分はピッチの中で戦えました。皆さんの温かいその想いが自分の心の中にいつもあります。これから先、どこに行っても自分の中に川崎フロンターレの皆さんがいます。本当にありがとうございました」

　なお、両選手の移籍先などは発表されていない。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

別れの挨拶か。もらい泣きの川崎通訳"ゴンさん"が明かしてくれたレアンドロ・ダミアンの心温まるエピソード

脇坂泰斗が号泣した鬼木達監督からの言葉。天皇杯優勝後のふたりの熱い抱擁の裏側【川崎】

無念の負傷交代の小林悠の隣にそっと寄り添った脇坂泰斗。天皇杯決勝での感動的なワンシーン