「私なら日本に行きたくない」ギリシャ代表FWの浦和移籍報道にセルティックOBが見解!「おカネは良いだろう。だが…」【2023総集編】

2023年12月10日 サッカーダイジェストWeb編集部

「容易にヨーロッパのクラブに移籍できると思う」

セルティックでは古橋の控えに甘んじ、移籍が濃厚視されているギアクマキス。(C)Getty Images

 今年も残すところ1か月を切った。本稿では、2023年のサッカー界における名場面を『サッカーダイジェストWeb』のヒット記事で振り返る。今回は、当時古橋亨梧のライバルだった、ギリシャ代表FWの去就に関する記事を再掲する。

記事初掲載:2023年1月24日

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 セルティックで古橋亨梧とポジションを争ってきたストライカーに、Jリーグはふさわしいのか。

 セルティックのギリシャ代表FWギオルゴス・ギアクマキスは今季、リーグ戦やチャンピオンズ・リーグで先発出場が6試合にとどまっている。エースの古橋が君臨しているからだ。それでも、公式戦28試合出場で9得点。116分ごとにゴールを挙げている。

 だが、ワールドカップによる中断もあり、1月14日のリーグカップ準決勝キルマーノック戦でのゴールは、ギアクマキスにとって約3か月ぶりの得点だった。本人が出場機会増を望むのは不思議なことではない。

 そのため、ギアクマキスはこの冬の去就が取りざたされている。移籍先の有力候補のひとつとして報じられてきたのが、浦和レッズだ。クラブ間で合意したという現地報道もあった。

【動画】華麗なワンツーから奪った古橋のCL2戦連発弾!
 
 だが、セルティックOBのフランク・マカベニーは、ギアクマキスに日本移籍を勧めないという。

 マカベニーは『Football Insider』で「ギアクマキスはまずまずの選手だが、彼は試合に出ることを望んでいる。それは理解できる」と述べている。

「日本行きのことは知らない。私なら行きたくないね。彼はそれよりも良い選手だと思う」

「彼次第だ。人生の素晴らしい道であり、おカネも良いだろう。だが、サッカーは違う。彼がどうしたいかによるが、私は彼がかなり容易にヨーロッパのクラブに移籍できると思うがね」

 ギアクマキスはここへ来て、MLS移籍に近づいているとも言われる。ギリシャ代表のグスタボ・ポジェ監督が示唆したからだ。また、セルティックは新FWとして韓国のオ・ヒョンギュ獲得が近いと言われている。ギアクマキスはどのような決断を下すのか、その去就に注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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