「オの方がキョウゴより容赦ない」エース古橋亨梧、韓国代表FWの活躍で“先発外し”を求めるまさかの声「スターだが、今の彼は必要とされるレベルにない」

2023年12月09日 サッカーダイジェストWeb編集部

古橋は公式戦9試合で1ゴールとペースダウン

ハイバーニアン戦で古橋(右)を抑えて先発したオ・ヒョンギュ(左)は2ゴールをマークした。(C)Getty Images

 ストライカーに求められるのはゴールだ。得点ペースが落ちている中で、ポジションを争うライバルがネットを揺らせば、交代を求める声も聞こえ始める。

 12月6日に行われたスコットランドリーグ第16節のハイバーニアン戦で、セルティックのブレンダン・ロジャース監督は古橋亨梧をベンチスタートにした。そして代わりに先発出場したオ・ヒョンギュが2得点をマーク。4-1の快勝に貢献した。

 最近の古橋は公式戦9試合で1ゴールとペースダウンを指摘されている。ハイバーニアン戦では古橋とオの2トップとする可能性を巡り議論もあった。その中で古橋がスタメンから外れ、オが活躍したことで、サポーターからは韓国人ストライカーの先発起用を続けるべきとの声も上がっている。

【動画】華麗なワンツーから奪った古橋のCL2戦連発弾!
『Football Insider』によると、SNSではサポーターから以下のような声が寄せられた。

「日曜はオとイワタを先発させろ」
「日曜に先発出場しなかったら驚きだ」
「今のセルティックではオのほうがキョウゴより良い」
「今はオのほうがキョウゴよりゴールエリア内で容赦ないと思う」
「キョウゴはまだスターだが、今の彼は必要とされるレベルにない」
「キョウゴはこの数週間不調だから、しばらくオが先発出場にふさわしいと思う」
「昨夜のオはセルティックに足りなかったパズルのピースのようだった。このスタイルにはよりフィジカルなストライカーのほうが合っている」

 古橋はアンジェ・ポステコグルー前監督の下での2シーズンでゴールを量産。昨季は得点王にも輝き、年間最優秀選手にも選ばれた。だが、今季から指揮を執るロジャースの下では、求められる役割が違っていることもあり、得点力の低下が議論されている。

 だが、ゴールが決まらない時期を経験しないストライカーもいないだろう。オとの競争が刺激となり、古橋が再び得点量産態勢に入るのを期待したい。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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