「彼の帰還は遠のいた」久保建英、“意外な選手”の活躍がマドリー復帰の弊害か。地元メディア「優先事項とは考えていない」

2023年12月07日 サッカーダイジェストWeb編集部

「決定はシーズンの終わりに下される」

現地でも去就が注目されている久保。(C)Getty Images

 昨シーズンに続いて結果を残しているレアル・ソシエダの久保建英には、2019年夏から昨夏までの3年間契約を結んでいたレアル・マドリーの再獲得が取り沙汰されている。

 そんななか、レアル・マドリーの専門メディア『BERNABEU DIGITAL』は「ここ数か月、クボがシーズン序盤にレアル ・ソシエダの盾を守る最高のパフォーマンスを見せたのを受けて、レアル・マドリーに復帰する可能性について多くのことが言われてきた」と綴ったうえで、「彼の帰還は遠のいた」と主張している。

「レアル・マドリーはタケ・クボの復帰を優先事項とは考えていない。当然のことながら、彼はフォローされている選手であり、その決定はシーズンの終わりに下される。しかし現在のサンティアゴ・ベルナベウでは、彼らは行動を起こさないほうにある」

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 記事はその理由として、「第一に、クボのEU圏外選手であること。2つ目は、ヴィニシウスの負傷後の出場時間を活かしているブラヒム・ディアスの爆発だ」と指摘。また、獲得して高値で売却するという選択肢は考えていないという。

 シーズン序盤はほとんど戦力になっていたブラヒムの活躍が、久保の去就に影響を与える可能性があるようだ。いずれにしても、結論が出されるのはシーズンが終わってからになるだろう。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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