【ACL採点&寸評】FC東京 3-1 ビン・ズオン|思わぬ苦戦を強いられ……。サンダサは明らかにシュートを外し過ぎだ

2016年03月01日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

良い流れで攻めながらワンチャンスをモノにされた守備陣は低評価に。

【警告】FC東京=なし ビン・ズオン=ブイ・タン・チュオン(69分)、アウ・バン・ホアン(76分)、グエン・アイン・ドゥック(83分)
【退場】なし
【MAN OF THE MATCH】阿部拓馬(FC東京)

【チーム採点・寸評】
FC東京 5.5
立ち上がりからほぼ一方的に押し込みながらも、一瞬のスキを突かれて先制を許す。3日前の大宮戦と同じ過ちを犯し、観衆のタメ息を誘った。結果的に逆転勝利したが、満足できる内容ではないだろう。
 
【FC東京|採点・寸評】
GK 
47 秋元陽太  5.5
失点のシーンだけで判断するなら、パンチングにやや難あり。最終ラインとの連係も含め、不安定な部分を早い段階で解消したい。
 
DF
2 徳永悠平 5.5
足もとになかなかボールが収まらず、敵のプレスの餌食に……。後半は攻めの姿勢が窺えたものの、大きなインパクトは残せなかった。
 
3 森重真人 5.5
32分のサイドチェンジはプロの業。予測も素晴らしく、当たり負けしていなかったとはいえ、中央から崩されての失点は減点の対象だ。
 
5 丸山祐市 5.5
同サイドのSB・小川との連係はまずまずで、こと攻撃面に関して大きな問題はなかった。改善すべきはカウンターへの対処法だろう。
 
25 小川諒也 6
プロ2年目にしてACLデビュー。思い切りのいい攻め上がりで左サイドを駆け抜け、終盤の84分にはCKから前田のゴールをアシストした。
 
MF
4 高橋秀人 5.5
地上戦と空中戦の両方で強さを見せるなど全体的に安定していた。惜しむらくは、23分に許した中央突破が失点につながった点だ。
 
22 羽生直剛 5.5
中盤でのバランス取りに前半はとりわけ苦慮。ビン・ズオンのペースにお見合いする格好でパフォーマンスはなかなか上がらなかった。
 
27 田邉草民 6
開始直後からフェアかつ果敢なタックルでボールを奪取。34分のボレーシュートはGKに阻まれたが、身体はだいぶ動いていた印象だ。
 
 

次ページFW陣は交代出場の選手たちが輝きを放つ。

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事