11月16日に開催された北中米ワールドカップ・アジア２次予選の初戦で、韓国代表はホームでシンガポールと対戦。５－０で大勝を飾った。

　この試合で、韓国の大黒柱であるソン・フンミンにタックルを仕掛けた選手がSNSで誹謗中傷にあっているという。韓国メディア『OSEN』が伝えている。

　同メディアによれば、４－０で勝っていた終盤、ソン・フンミンは相手MFシャフ・シャヒランのタックルで膝を強く蹴られて、ピッチの上に倒れて、苦悶の表情を浮かべた。医療スタッフが入り、幸いプレー続行となったものの、韓国は交代枠を使い切っており、交代させたくてもできない状況でもあった。
【画像】苦悶するソン・フンミンと危険なタックルを仕掛けたシンガポール代表MF

　トッテナムに所属する大エースは試合後、「少し足に感覚がなかった。一つの怪我で試合を諦めることはできない。本当にプレーできない状況であれば仕方ないが、プレーできる限りチームのために最善を尽くす。今は大丈夫だ」と語っている。
 

　ただ、謝罪するような素振りを見せなかったため、シャフ・シャヒランのSNSアカウントには、次のようなコメントが書き込まれているという。

「ソニーにタックルすることが、お前が目立つための唯一の道だったんだろ。俺たちの近所のリーグに来て、一度プレーしろ。お前のレベルにぴったりだ！」

「いくら実力差があっても、それを覆そうとラフプレーをしてはいけない。君は国を代表する選手ならそんなことをしてはいけない。お前は試合に負けて人格でも負けたんだ」

「ソン・フンミンに公に謝罪する動画をアップロードしろ！わざと世界的なスターのソンを負傷させたのか？」

　記事によれば、幸い打撲で済んだソン・フンミンは21日の中国戦に問題なく出場できるようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

「アジア最下位とは衝撃だ」U-17韓国代表、３戦全敗でW杯敗退に母国メディアも愕然！「インドネシアより勝点を得られず」