「マエダの理想的な後継者」セルティックが前田大然の後釜に狙う日本人アタッカーは?現地メディア「エクセレントな補強となるかも」

2023年11月18日 サッカーダイジェストWeb編集部

「戻って守る意欲を示してきた」

トッテナムなどからの関心が取り沙汰されている前田。(C)Getty Images

 セルティックは1月のマーケットでさらに日本人選手を獲得するかが注目されている。ブンデスリーガ2部ニュルンベルクに所属する奥抜侃志への関心が報じられているところだ。

 ポーランドを経てドイツに渡り、10月に日本代表にも初招集された奥抜。セルティックは具体的なオファーを出してはいないものの、直近で激しくスカウティングしていると伝えられた。

『FootballFanCast』は、移籍が実現した場合、奥抜が前田大然の後継者になれると考えているようだ。いずれ前田が移籍した際に、代わりに前線からのプレスで貢献できると見ている。

 同メディアは、前田のスタッツやアンジェ・ポステコグルー監督が移籍したトッテナムからの関心が噂になったと紹介したうえで、奥抜について「ブンデス2部で13試合2得点・1アシスト。出場は1試合多いがマエダと同じ得点だ」と報じている。

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「だが、彼がマエダの理想的な後継者となれるのは、守備の仕事からだ。チームのために戻って守る意欲を示してきた。ポーランド時代は1試合平均2.5回のタックルとインターセプト、今季は出場15試合で43回のボール奪還。1試合平均で2.9回だ」

「定期的にポゼッションを取り戻すことができることを示している。マエダがトッテナムや他クラブに移籍した場合、(奥抜は)アグレッシブなプレスをかけるFWとしてその代わりとなるエクセレントな補強となるかもしれない」

 ポステコグルー監督就任以来、セルティックは古橋亨梧を皮切りに、次々と日本人選手を獲得してきた。古橋を筆頭に前田や旗手怜央はチームに欠かせない存在となっている。一方で、井手口陽介はレンタルで日本に帰国し、小林友希も出場機会を得られていない。

 セルティックは奥抜の獲得に動くのか。実現した場合、活躍できるのか。今後が注目だ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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