「次のシリア戦は違う展開になる」南野拓実はミャンマーに快勝も改善点を指摘「明確な自分たちの形がなかった」

2023年11月16日 白鳥和洋(サッカーダイジェスト)

シリアは跳ね返す力がある

ミャンマー戦で2アシストの南野。シリア戦でも活躍なるか。写真:梅月智史(サッカーダイジェスト写真部)

 2023年11月16日、W杯アジア2次予選を戦う日本代表がミャンマーに完勝。勝利の立役者のひとりが、2アシストを決めた南野だ。この日は4-3-3システムのインサイドハーフでプレーし、複数の得点に絡んでいる。

 ミャンマー戦は結局、5-0と快勝。ホームゲームということもあって、日本が一方的に攻める展開となった。「まずは勝てて良かった」とコメントした南野はしかし「結果的に点が入ったのは良かったけど、もっとこうしていきたいというのは選手同士で話し合っていたし、明確な自分たちの形がなかった」と反省もしていた。

 攻撃の部分で詰めていきたいという南野の視線は、すでに次の試合に向いている。

「次のシリア戦は違う展開になる。相手も跳ね返す力があるし、体格とかもヨーロッパっぽい感じだし、(試合会場となるサウジアラビアは)暑い。そういう中での試合になるので、また別のところを意識して、やっていくべきだと思います」
 
 サウジアラビアとヨーロッパの時差は2時間。だから、南野は日本の時間帯に合わせ過ぎないようにしているそうだ。

「ヨーロッパでやっている選手はみんな、そうしていると思います」

 暑さとの戦いにもなるシリア戦。日本はアウェーで勝利を掴めるだろうか。

取材・文●白鳥和洋(サッカーダイジェストTV編集部)

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