レアル・ソシエダで躍動する久保建英は、徹底マークを受けるのがもはや日常茶飯事だ。

　右ウイングに入るレフティがボールを持てば、２、３人が寄せて来るのは当たり前。ただその分、CFのミケル・オジャルサバルや、左ウイングのアンデル・バレネチェアらがフリーになり、そこからゴールを奪うパターンも増えている。３－１で快勝したチャンピオンズリーグのベンフィカ戦などは、その典型のような試合だった。

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　15日に行なわれた日本代表の練習の後、取材に応じた久保は、「バレネチェアの調子が良いので、向こうにもっと（マークが）付けよと思わないか？」と質問を受けると、こう答えている。

「そうですね。（久保のほうが）若干、活躍した時期が早かったんで、スカウトが早く追いついて欲しいな。早くバレて欲しいと思っているんですけど。彼は伸び伸びやって、同い年なんで嬉しい部分もある」

　マークが分散すれば、ここまで５ゴールを挙げている久保の得点は、ますます増えるはずだ。

取材・文●江國 森（サッカーダイジェストWeb編集部）

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