アジアカップは怖くない? セルティック指揮官、古橋亨梧&前田大然ら不在想定で綿密な計画「我々には考えがある」

2023年11月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

「重要なのはサプライズではない点だ」

セルティックでプレーする(左から)古橋、旗手、前田、岩田、小林。(C)Getty Images

 セルティックのブレンダン・ロジャーズ監督が、アジアカップについて語った。現地紙『THE SCOTTISH Sun』が11月11日付けで伝えている。

 同クラブには、日本代表の古橋亨梧、前田大然、旗手玲央、韓国代表のオ・ヒョンギュ、ヤン・ヒョンジュンら、多くのアジア人選手が在籍。年明けにカタールで開催されるアジアカップ期間中は、複数の主力を欠いての戦いが見込まれる。

 ただ、ロジャーズ監督は対応できると断言。「その期間に向けて、どれだけ計画を練ってきたか?」と問われ、「かなりね」と答えた。

「もしフィットしていれば、多くの選手がアジアカップに参加するだろう。それも計画の一部だ。我々にとって重要なのは、サプライズではない点だ。今回の(移籍)ウィンドウに繋がる夏にそれについて話していた。我々はアイデアを持っている」
【画像】判定は妥当?一発レッドとなった前田大然のタックル
 具体的な穴埋め方法に関しては、「最初に見るのは、常に内部からだ」と説明。アカデミーからの抜擢を示唆した。

「アカデミーの中に1500万ポンドから2000万ポンドの選手がいるかもしれない。我々はそれを評価し、アカデミーのコーチと話をする。とにかく彼らをよく観察する。もし内部に人材がいないのであれば、もちろん外を見なければならない。そして1人連れてくるか、買うか、あるいはレンタル市場に目を向けるか、戦略を練ることになる」

 特に攻撃の中心を担う、絶対エースの古橋と前田の不在は大打撃だ。スコットランド王者は窮地の数試合を凌げるか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

「恐ろしい。退場のはずがない」「見てきた中で最悪のジャッジだ」前田大然の"レッド判定"に現地ファンは怒り!一方で「正しい判断」との声も
 

次ページ【画像】レッドを受けた前田のタックル

みんなにシェアする
Twitterで更新情報配信中

関連記事