なぜ久保建英はPKを蹴れなかったのか。キッカー2人が不在でボールを持つも...指揮官が顛末を明かす「何の疑いもない」

2023年11月12日 サッカーダイジェストWeb編集部

カルロス・フェルナンデスが担当

後半の頭から投入された久保。(C)Getty Images

 久保建英が所属するレアル・ソシエダは現地11月11日に開催されたラ・リーガの第13節で、アルメリアと敵地で対戦。後半アディショナルタイムに2点を挙げ、3-1で接戦を制した。

 この試合で決勝点となった90+1のPKを巡って、ひと悶着あった。

 普段キッカーを務めるミケル・オジャルサバルがすでにベンチに下がっており、もうひとりのPK担当であるブライス・メンデスは出場停止。その次は決まっていなかったようで、後半頭から途中出場した久保が一度はボールを抱えた。

 だが、イマノル・アルグアシル監督がベンチから叫び、最終的にFWのカルロス・フェルナンデスが蹴って、見事に決めてみせた。

【動画】アルメリア戦でダメ押し点を演出した久保の正確なキック
 スペインメディア『Futbol Fantasy』によれば、アルグアシル監督は試合後、この件についてこう説明している。

「ブライスとミケルがいなかったので、何の疑いもなく、カルロスにすべきだと判断したのは私だ。彼がどのようにそれを成し遂げたかは見ての通りだ」

 ここまでチーム2位の5ゴールを挙げている久保だが、PKキッカーとしての信頼はまだ得ていないようだ。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

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